とあるSAのログオフ記4
ずっとタイトルを引っ張っています。 何故でしょう?(^^;
えっと、影響を受けたバンドと曲の紹介をしながら、勝手に他の事も話すという趣旨で!
趣旨が追加されている? そうかも知れない。(マテ
今回はX JAPANです。
実は、個人的に、凄い影響を受けたバンドなので、逆に今まで書けなかったりしていました。(ぇ
無謀ですが、一寸書いてみましょう。
無謀に挑戦した為、かなりの長文になった為、結構な量を省略しながら進行します。
※未省略版の戯言は追記に記載で。※
1989年、アルバム「BLUE BLOOD」の発表と同時に、商業的にも視覚的にもそれまでのロックバンドとは一線を画して、後続のバンドに大きな影響を与えてくれたバンドです。
「BLUE BLOOD」は89年だけで60万枚のセールスを記録しました。 当時はトップレベルのロックバンドですら10万枚の売上で大ヒットです。
同時に、音楽番組出演等の積極的なメディア露出で、多くの人達に与えたインパクトは絶大。
今では当たり前の事も、真っ先に先鞭を付けて開拓していった事が窺えますね。 後、楽曲そのものの傾向も、Xのデビュー前と後ではかなり違っています。
当時はロックバンドの楽曲は悪く言えば『分かる奴だけ分かれば良い』という風な殿様商売でした。 Xの場合はと言うと、『分かる奴に分かって貰えるのは当然で、分からない奴にも分かって欲しい』というのが窺えます。
因みに、この傾向はXの構造のバンドには顕著に現れ続けてますね。 楽曲に拘りを持ちながら、多くの人への理解を求め、深めたと言う点でも、やはり秀逸なのです。
1992年海外進出とX JAPANへの改名、HEATHの加入も発表されます。
この後、アルバム「DAHLIA」を発表。 更に紆余曲折を経て、TOSHIの脱退と解散発表、98年5月2日にHIDEが急逝。
解散する前でも、した後も、XはXとして世間を驚かしてくれ続けました。 意外な事に、Xは常に新しいファン層を獲得し続ける、稀有な存在なのです。
2007年10月18日、オフィシャルホームページに『緊急告知』という形で活動再開が正式に発表。 10月22日にアクアシティお台場屋上で、新曲「I.V.」のプロモーションビデオの公開撮影を敢行。
「I.V.」はハリウッド映画『SAW4』の全世界メインテーマソングに決定していた為、この楽曲でX JAPANは念願の全世界デビューを果たしています。
復活ライブは2008年1月20日の発表で3月28日、30日に、東京ドームで2Daysと決定。 更に、「I.V.」のiTunes Store等における全世界23ヶ国同時発売が発表され、X JAPANは新音源発売という形で本格的に世界進出を実現させています。
2009年には、初の海外公演を、香港のアジアワールドエキスポで2日間敢行。 この後、LUNA SEAのSUGIZOの加入(復活公演以来サポートメンバーとして活動していた)、「I.V.」と「Without You」に次ぐ第三の新曲「JADE」のお披露目。
2010年には初の北米ツアーを敢行。 「6人でのX」が見せてくれる多彩な表情は、古参・新参を問わず、ファンを魅了し、熱狂させてくれました。
2011年はシングル配信、欧州・南米・アジアツアーを敢行。 「JADE」のリリース&ワールドツアーは1年掛けて世界中を無事に廻ってのけています。
2012年(今年)の4月11日、アメリカ最大のHR/HMの祭典『第4回ゴールデン・ゴッズ・アワード』でベスト・インターナショナル・バンド賞を受賞しています。 アジアのバンドのノミネート・受賞は初の快挙として報じられ、また、世界デビューアルバム制作の最終段階に入ったことと、近々二度目のワールド・ツアーも計画中であることも発表。
Xをリアルタイムで知らない人達も新しいファン層に入ったりと、勢いも周囲への影響もドンドン増しています。 2度と表れる事の無い、奇跡のバンドの一例でしょう。
個人的には、XはSLBM搭載した、原子力潜水艦のようなバンドと言う印象です。 一度潜って作業に入れば姿は見せず、中々詳細を掴ませず、ファンをやきもきさせながら、突如姿を現すと同時に、大規模攻撃を敢行するのですから。(笑)
今後も新しい楽曲やライブの敢行でドンドン攻撃を続けて欲しいものですね。 YOSHIKIの体が壊れない程度で…。
で、今回、楽曲で此処が良いとか、そういうのは極力排除です。
今更語る必要が無いので。 『聴けが分かる』のです!!
X JAPAN WEEK END
テーマは自殺であり、タイトルの「WEEK END」は「週末」に「終末」をかけたもの。 後に発売される「Rusty Nail」(1994年)はこの曲の続編。
アレンジの種類は多数ありますが、原形はこの曲になります。 この他に、アルペジオ無しでいきなり歌が入るパターンなど、幅が広く楽しめる曲です。
X JAPAN Rusty Nail
「WEEK END」の第2章として作られています。 Bメロの途中に「WEEK END」のイントロ部分でPATAパートのアルペジオがそのまま入っている他、歌詞の内容も「WEEK END」から発想したものである事が窺えます。 イントロから全編に渡りシンセサイザーのシーケンス・フレーズが展開される等、それ迄の作風とは若干違った印象を受ける楽曲です。
ロック色を残しながらもYOSHIKIなりのJ-POP色を加えて構成され事と、Xの曲としては比較的短い演奏時間である事も特徴(5分28秒)。 今回掲載した分の動画は2本。 HIDEがギター弾いていた頃の物と、SUGIZO加入での動画です。 後者は、悪いとは言わないけれど、HIDEは映像でも良いから、大きく取り扱って欲しかったなぁ。 HIDE…。
X JAPAN JADE
発売未定の最新アルバムオープニングトラックとして製作された作品。 デジタル配信限定で2011年6月28日に北米EMIからリリース。 曲名は英語で翡翠の意味。 これ、完成する迄に「何度も細かな修正が繰り返された」様ですね。 毎度の事ですが。
イントロのキーはG。 1番と2番を終えて、再びイントロと同じギターリフに入る箇所でF#に転調。 最後のサビに入る箇所でGに戻る。 ギターの演奏ではこの転調によって同じパターンのリフでも毎回フレットのポジションが変わることから演奏が面倒な曲。(^^;
ジャケット写真は『女性の顔に「JADE」と書かれた目隠しが巻かれている』というもの。 撮影はYOSHIKI本人が担当。 曲も新境地ですが、その他も新境地っぽくなっております。
追記にはX JAPANに興味がある方用に省略無しの状態での戯言等を記載という事で。(笑)
えっと、影響を受けたバンドと曲の紹介をしながら、勝手に他の事も話すという趣旨で!
趣旨が追加されている? そうかも知れない。(マテ
今回はX JAPANです。
実は、個人的に、凄い影響を受けたバンドなので、逆に今まで書けなかったりしていました。(ぇ
無謀ですが、一寸書いてみましょう。
無謀に挑戦した為、かなりの長文になった為、結構な量を省略しながら進行します。
※未省略版の戯言は追記に記載で。※
1989年、アルバム「BLUE BLOOD」の発表と同時に、商業的にも視覚的にもそれまでのロックバンドとは一線を画して、後続のバンドに大きな影響を与えてくれたバンドです。
「BLUE BLOOD」は89年だけで60万枚のセールスを記録しました。 当時はトップレベルのロックバンドですら10万枚の売上で大ヒットです。
同時に、音楽番組出演等の積極的なメディア露出で、多くの人達に与えたインパクトは絶大。
今では当たり前の事も、真っ先に先鞭を付けて開拓していった事が窺えますね。 後、楽曲そのものの傾向も、Xのデビュー前と後ではかなり違っています。
当時はロックバンドの楽曲は悪く言えば『分かる奴だけ分かれば良い』という風な殿様商売でした。 Xの場合はと言うと、『分かる奴に分かって貰えるのは当然で、分からない奴にも分かって欲しい』というのが窺えます。
因みに、この傾向はXの構造のバンドには顕著に現れ続けてますね。 楽曲に拘りを持ちながら、多くの人への理解を求め、深めたと言う点でも、やはり秀逸なのです。
1992年海外進出とX JAPANへの改名、HEATHの加入も発表されます。
この後、アルバム「DAHLIA」を発表。 更に紆余曲折を経て、TOSHIの脱退と解散発表、98年5月2日にHIDEが急逝。
解散する前でも、した後も、XはXとして世間を驚かしてくれ続けました。 意外な事に、Xは常に新しいファン層を獲得し続ける、稀有な存在なのです。
2007年10月18日、オフィシャルホームページに『緊急告知』という形で活動再開が正式に発表。 10月22日にアクアシティお台場屋上で、新曲「I.V.」のプロモーションビデオの公開撮影を敢行。
「I.V.」はハリウッド映画『SAW4』の全世界メインテーマソングに決定していた為、この楽曲でX JAPANは念願の全世界デビューを果たしています。
復活ライブは2008年1月20日の発表で3月28日、30日に、東京ドームで2Daysと決定。 更に、「I.V.」のiTunes Store等における全世界23ヶ国同時発売が発表され、X JAPANは新音源発売という形で本格的に世界進出を実現させています。
2009年には、初の海外公演を、香港のアジアワールドエキスポで2日間敢行。 この後、LUNA SEAのSUGIZOの加入(復活公演以来サポートメンバーとして活動していた)、「I.V.」と「Without You」に次ぐ第三の新曲「JADE」のお披露目。
2010年には初の北米ツアーを敢行。 「6人でのX」が見せてくれる多彩な表情は、古参・新参を問わず、ファンを魅了し、熱狂させてくれました。
2011年はシングル配信、欧州・南米・アジアツアーを敢行。 「JADE」のリリース&ワールドツアーは1年掛けて世界中を無事に廻ってのけています。
2012年(今年)の4月11日、アメリカ最大のHR/HMの祭典『第4回ゴールデン・ゴッズ・アワード』でベスト・インターナショナル・バンド賞を受賞しています。 アジアのバンドのノミネート・受賞は初の快挙として報じられ、また、世界デビューアルバム制作の最終段階に入ったことと、近々二度目のワールド・ツアーも計画中であることも発表。
Xをリアルタイムで知らない人達も新しいファン層に入ったりと、勢いも周囲への影響もドンドン増しています。 2度と表れる事の無い、奇跡のバンドの一例でしょう。
個人的には、XはSLBM搭載した、原子力潜水艦のようなバンドと言う印象です。 一度潜って作業に入れば姿は見せず、中々詳細を掴ませず、ファンをやきもきさせながら、突如姿を現すと同時に、大規模攻撃を敢行するのですから。(笑)
今後も新しい楽曲やライブの敢行でドンドン攻撃を続けて欲しいものですね。 YOSHIKIの体が壊れない程度で…。
で、今回、楽曲で此処が良いとか、そういうのは極力排除です。
今更語る必要が無いので。 『聴けが分かる』のです!!
X JAPAN WEEK END
テーマは自殺であり、タイトルの「WEEK END」は「週末」に「終末」をかけたもの。 後に発売される「Rusty Nail」(1994年)はこの曲の続編。
アレンジの種類は多数ありますが、原形はこの曲になります。 この他に、アルペジオ無しでいきなり歌が入るパターンなど、幅が広く楽しめる曲です。
X JAPAN Rusty Nail
「WEEK END」の第2章として作られています。 Bメロの途中に「WEEK END」のイントロ部分でPATAパートのアルペジオがそのまま入っている他、歌詞の内容も「WEEK END」から発想したものである事が窺えます。 イントロから全編に渡りシンセサイザーのシーケンス・フレーズが展開される等、それ迄の作風とは若干違った印象を受ける楽曲です。
ロック色を残しながらもYOSHIKIなりのJ-POP色を加えて構成され事と、Xの曲としては比較的短い演奏時間である事も特徴(5分28秒)。 今回掲載した分の動画は2本。 HIDEがギター弾いていた頃の物と、SUGIZO加入での動画です。 後者は、悪いとは言わないけれど、HIDEは映像でも良いから、大きく取り扱って欲しかったなぁ。 HIDE…。
X JAPAN JADE
発売未定の最新アルバムオープニングトラックとして製作された作品。 デジタル配信限定で2011年6月28日に北米EMIからリリース。 曲名は英語で翡翠の意味。 これ、完成する迄に「何度も細かな修正が繰り返された」様ですね。 毎度の事ですが。
イントロのキーはG。 1番と2番を終えて、再びイントロと同じギターリフに入る箇所でF#に転調。 最後のサビに入る箇所でGに戻る。 ギターの演奏ではこの転調によって同じパターンのリフでも毎回フレットのポジションが変わることから演奏が面倒な曲。(^^;
ジャケット写真は『女性の顔に「JADE」と書かれた目隠しが巻かれている』というもの。 撮影はYOSHIKI本人が担当。 曲も新境地ですが、その他も新境地っぽくなっております。
追記にはX JAPANに興味がある方用に省略無しの状態での戯言等を記載という事で。(笑)
一寸でも音楽が好きだったり、ギターやベースドラム等の楽器を演奏する人種なら誰もがご存知でしょう。
1989年4月21日、アルバム「BLUE BLOOD」の発表と同時に、商業的にも視覚的にもそれまでのロックバンドとは一線を画して、後続のバンドに大きな影響を与えてくれたバンドです。
「BLUE BLOOD」は1989年だけで60万枚のセールスを記録しました。 当時はトップレベルのロックバンドですら10万枚の売上で大ヒットだった為、新人が出す売り上げとしては驚異的。 且つ、異例中の異例の大事件だった訳です。
同時に、音楽番組出演等の積極的なメディア露出で、多くの人達に与えたインパクトは絶大。 この時もXのメディア露出過多について、音楽業界から賛否両論を浴びせられたり、Xが何かすれば論争が巻き起こる状態。 確信犯的でいて、何処となく愉快な売り方ですね。
今では当たり前の事も、真っ先に先鞭を付けて開拓していった事が窺えますね。 後、楽曲そのものの傾向も、Xのデビュー前と後ではかなり違っています。 当時はロックバンドの楽曲は悪く言えば『分かる奴だけ分かれば良い』という風な殿様商売でした。
Xの場合はと言うと、『分かる奴に分かって貰えるのは当然で、分からない奴にも分かって欲しい』というのが窺えます。 色々な所で凝り性でありながら、一部の人達だけしか相手にしないバンドでもなかった訳です。
因みに、この傾向はXの構造のバンドには顕著に現れ続けてますね。 楽曲に拘りを持ちながら、多くの人への理解を求め、深めたと言う点でも、やはり秀逸なのです。
1992年8月24日、ニューヨークのロックフェラー・センターでの記者会見で海外進出とX JAPANへの改名、HEATHの加入も発表されます。
この後、凄まじい潜伏期間を経て、アルバム「DAHLIA」を発表。 メンバーのソロ活動もあり、各方面のジャンルのファンも魅了してゆきます。 更に紆余曲折を経て、TOSHIの脱退と解散発表、98年5月2日にHIDEが急逝。 『2000年再結成』というプランありでの一時的解散が、半永久的解散として世間に認知され始める。 あ、思い出したら、少し泣きたくなって来たかも…。
解散する前でも、した後も、XはXとして世間を驚かしてくれ続けました。 個人的に唯一残念な所があるとすれば、自由民主党のCMソングに「Forever Love」が採用された事でしょうか。 政治活動で音楽を利用される事は好きではないのです。 いや、残念なネタを語っても、それだけで一日喋りつくせる量があるから、他は省略しましょう。
余談ですが、韓国で日本文化解禁後の韓国映画において初の日本語楽曲使用ケースが「Tears」で、映画『僕の彼女を紹介します』挿入歌として使用されました。 意外な事に、Xは常に新しいファン層を獲得し続ける、稀有な存在なのです。
2007年10月18日、オフィシャルホームページに『緊急告知』という形で活動再開が正式に発表され、10月22日にアクアシティお台場屋上で、新曲「I.V.」のプロモーションビデオの公開撮影を敢行。 ファンが大勢押し寄せ過ぎた為(3,000~10,000人の間と言われています)、大量の救急車が出動しています…。
いやぁ、恒例のドームライブでは「X」の演奏時、ファンのジャンプで周囲の人々が地震と間違える程のXジャンプを披露し続けたり。 飽きませんよね、このバンド。 いや、Xの曲を聞けば、何故か体の血液がガソリンに感じてしまったり、おかしなものです。
で、「I.V.」はハリウッド映画『SAW4』の全世界メインテーマソングに決定していた為、この楽曲でX JAPANは念願の全世界デビューを果たしています。 このプロモーションビデオ収録の最後に、存命中の4人そしてYOSHIKIに抱かれた人形のHIDEが揃い、10年振りにX JAPANの「5人」がファンの前に姿を現しました。 小泉元総理じゃないですが、『感動した!』ですね。 心境。
復活ライブは2008年1月20日の発表で3月28日、30日に、東京ドームで2Days「X JAPAN 攻撃再開 2008 I.V. ~破滅に向かって~」と命名。 28日は「破壊の夜」、30日は「創造の夜」と命名され、更に、この会見では「I.V.」のiTunes Store等における全世界23ヶ国同時発売が発表され、X JAPANは新音源発売という形で本格的に世界進出を実現させています。
2009年には、初の海外公演を、「X JAPAN WORLD TOUR LIVE IN HONG KONG」がアジアワールドエキスポで2日間敢行。 この後、LUNA SEAのSUGIZOの加入(復活公演以来サポートメンバーとしてともに活動していた)、「I.V.」と「Without You」に次ぐ第三の新曲「JADE」のお披露目。
2010年には初の北米ツアーを敢行。 「6人でのX」が見せてくれる多彩な表情は、古参・新参を問わず、ファンを魅了し、熱狂させてくれました。 YOSHIKIのピアノとSUGIZOのヴァイオリンの競演は『お見事』の一言です。
2011年はシングル配信、欧州・南米・アジアツアーを敢行。 6月28日に北米EMIから「JADE」をリリース。 このタイミングになったのは、東日本大震災の影響も大きかった様です。 それでも、1年掛けて世界中を無事に廻ってのけています。
2012年の4月11日(日本時間では12日)、アメリカ最大のHR/HMの祭典『第4回ゴールデン・ゴッズ・アワード』でベスト・インターナショナル・バンド賞を受賞しています。 アジアのバンドのノミネート・受賞は初の快挙として報じられ、また、世界デビューアルバム制作の最終段階に入ったことと、近々二度目のワールド・ツアーも計画中であることも発表。
Xをリアルタイムで知らない人達も新しいファン層に入ったりと、勢いも周囲への影響もドンドン増しています。 具体例を挙げると、音楽に興味を持っている人なら中高生でも、かなりの確率でXの曲をダウンロードしていたりします。 更に言うと、今でもXの曲は音楽を始める際のお手本の一つとして扱われていたりと、2度と表れる事の無い、奇跡のバンドの一例でしょう。
個人的には、XはSLBM搭載した、原子力潜水艦のようなバンドと言う印象です。 一度潜って作業に入れば姿は見せず、中々詳細を掴ませず、ファンをやきもきさせながら、突如姿を現すと同時に、大規模攻撃を敢行するのですから。(笑)
今後も新しい楽曲やライブの敢行でドンドン攻撃を続けて欲しいものですね。 YOSHIKIの体が壊れない程度で…。
毎度の公演延期や中止はご勘弁を。
では、この辺で。<(_ _)>
1989年4月21日、アルバム「BLUE BLOOD」の発表と同時に、商業的にも視覚的にもそれまでのロックバンドとは一線を画して、後続のバンドに大きな影響を与えてくれたバンドです。
「BLUE BLOOD」は1989年だけで60万枚のセールスを記録しました。 当時はトップレベルのロックバンドですら10万枚の売上で大ヒットだった為、新人が出す売り上げとしては驚異的。 且つ、異例中の異例の大事件だった訳です。
同時に、音楽番組出演等の積極的なメディア露出で、多くの人達に与えたインパクトは絶大。 この時もXのメディア露出過多について、音楽業界から賛否両論を浴びせられたり、Xが何かすれば論争が巻き起こる状態。 確信犯的でいて、何処となく愉快な売り方ですね。
今では当たり前の事も、真っ先に先鞭を付けて開拓していった事が窺えますね。 後、楽曲そのものの傾向も、Xのデビュー前と後ではかなり違っています。 当時はロックバンドの楽曲は悪く言えば『分かる奴だけ分かれば良い』という風な殿様商売でした。
Xの場合はと言うと、『分かる奴に分かって貰えるのは当然で、分からない奴にも分かって欲しい』というのが窺えます。 色々な所で凝り性でありながら、一部の人達だけしか相手にしないバンドでもなかった訳です。
因みに、この傾向はXの構造のバンドには顕著に現れ続けてますね。 楽曲に拘りを持ちながら、多くの人への理解を求め、深めたと言う点でも、やはり秀逸なのです。
1992年8月24日、ニューヨークのロックフェラー・センターでの記者会見で海外進出とX JAPANへの改名、HEATHの加入も発表されます。
この後、凄まじい潜伏期間を経て、アルバム「DAHLIA」を発表。 メンバーのソロ活動もあり、各方面のジャンルのファンも魅了してゆきます。 更に紆余曲折を経て、TOSHIの脱退と解散発表、98年5月2日にHIDEが急逝。 『2000年再結成』というプランありでの一時的解散が、半永久的解散として世間に認知され始める。 あ、思い出したら、少し泣きたくなって来たかも…。
解散する前でも、した後も、XはXとして世間を驚かしてくれ続けました。 個人的に唯一残念な所があるとすれば、自由民主党のCMソングに「Forever Love」が採用された事でしょうか。 政治活動で音楽を利用される事は好きではないのです。 いや、残念なネタを語っても、それだけで一日喋りつくせる量があるから、他は省略しましょう。
余談ですが、韓国で日本文化解禁後の韓国映画において初の日本語楽曲使用ケースが「Tears」で、映画『僕の彼女を紹介します』挿入歌として使用されました。 意外な事に、Xは常に新しいファン層を獲得し続ける、稀有な存在なのです。
2007年10月18日、オフィシャルホームページに『緊急告知』という形で活動再開が正式に発表され、10月22日にアクアシティお台場屋上で、新曲「I.V.」のプロモーションビデオの公開撮影を敢行。 ファンが大勢押し寄せ過ぎた為(3,000~10,000人の間と言われています)、大量の救急車が出動しています…。
いやぁ、恒例のドームライブでは「X」の演奏時、ファンのジャンプで周囲の人々が地震と間違える程のXジャンプを披露し続けたり。 飽きませんよね、このバンド。 いや、Xの曲を聞けば、何故か体の血液がガソリンに感じてしまったり、おかしなものです。
で、「I.V.」はハリウッド映画『SAW4』の全世界メインテーマソングに決定していた為、この楽曲でX JAPANは念願の全世界デビューを果たしています。 このプロモーションビデオ収録の最後に、存命中の4人そしてYOSHIKIに抱かれた人形のHIDEが揃い、10年振りにX JAPANの「5人」がファンの前に姿を現しました。 小泉元総理じゃないですが、『感動した!』ですね。 心境。
復活ライブは2008年1月20日の発表で3月28日、30日に、東京ドームで2Days「X JAPAN 攻撃再開 2008 I.V. ~破滅に向かって~」と命名。 28日は「破壊の夜」、30日は「創造の夜」と命名され、更に、この会見では「I.V.」のiTunes Store等における全世界23ヶ国同時発売が発表され、X JAPANは新音源発売という形で本格的に世界進出を実現させています。
2009年には、初の海外公演を、「X JAPAN WORLD TOUR LIVE IN HONG KONG」がアジアワールドエキスポで2日間敢行。 この後、LUNA SEAのSUGIZOの加入(復活公演以来サポートメンバーとしてともに活動していた)、「I.V.」と「Without You」に次ぐ第三の新曲「JADE」のお披露目。
2010年には初の北米ツアーを敢行。 「6人でのX」が見せてくれる多彩な表情は、古参・新参を問わず、ファンを魅了し、熱狂させてくれました。 YOSHIKIのピアノとSUGIZOのヴァイオリンの競演は『お見事』の一言です。
2011年はシングル配信、欧州・南米・アジアツアーを敢行。 6月28日に北米EMIから「JADE」をリリース。 このタイミングになったのは、東日本大震災の影響も大きかった様です。 それでも、1年掛けて世界中を無事に廻ってのけています。
2012年の4月11日(日本時間では12日)、アメリカ最大のHR/HMの祭典『第4回ゴールデン・ゴッズ・アワード』でベスト・インターナショナル・バンド賞を受賞しています。 アジアのバンドのノミネート・受賞は初の快挙として報じられ、また、世界デビューアルバム制作の最終段階に入ったことと、近々二度目のワールド・ツアーも計画中であることも発表。
Xをリアルタイムで知らない人達も新しいファン層に入ったりと、勢いも周囲への影響もドンドン増しています。 具体例を挙げると、音楽に興味を持っている人なら中高生でも、かなりの確率でXの曲をダウンロードしていたりします。 更に言うと、今でもXの曲は音楽を始める際のお手本の一つとして扱われていたりと、2度と表れる事の無い、奇跡のバンドの一例でしょう。
個人的には、XはSLBM搭載した、原子力潜水艦のようなバンドと言う印象です。 一度潜って作業に入れば姿は見せず、中々詳細を掴ませず、ファンをやきもきさせながら、突如姿を現すと同時に、大規模攻撃を敢行するのですから。(笑)
今後も新しい楽曲やライブの敢行でドンドン攻撃を続けて欲しいものですね。 YOSHIKIの体が壊れない程度で…。
毎度の公演延期や中止はご勘弁を。
では、この辺で。<(_ _)>
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Author:SUPPLICE
名 前:SUPPLICE
読 み:シュープリス
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身 長:184cm
体 重:65kg
趣 味:音楽鑑賞(ジャンル問わず)、ギター、ベース、読書、ゲーム(趣味?)
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