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ESPオーダーメイドギター 其の壱

最近、色々なブログを拝見している内に、管理者様達の愛用の楽器を拝見する機会が増えました。^^
同時に、『私の愛用のギターも見て貰いたいなぁ』と昨日の昼頃から思い始めて。(笑)

それで、『いつも愛用しているギターの写真、2回に分けてアップしようかなぁ』と。
写真をサービス使って縮小しても元のサイズが大きいから(4000×3000ピクセル)、画像が荒れるような無理な縮小をしないとなると、横を1200ピクセル程度にして、更にそれを縦横40%サイズで表示させて、複数枚貼り付けるしか手が無いからなのですが。(^^;
ネタそのものはかなり古い物もありますが(当時の事を思い出して書いているので、かなり生意気なガキですが)、楽しんで頂ければ幸いです。


SH仕様



もう、かなり前に作ったものです。
当時物凄く若かったから、お金を稼ぐのに苦労するのですが、一大決心で作りました。 FOREST GTが発表された直後の事です。
現金一括払いで支払いました。 というか、楽器関係でローン組んだ経験無いです。(^▽^;)
ギターのFORESTは、当時、PIERROTアイジが似たような仕様のギター発表して、それが定着していて、作る気が失せていたのですが、GTとなればすぐにでも作りたくなったので。
下手に誰かに先を越されると萎えるんですよね、気分が。
でも、FORESTそのものは好きだったのですよ。 具体的にはラルクtetsu(現在はtetsuya)がリバースヘッドのモデルを発表した頃から。


ESP-FOREST-GT-SH-01-600.jpg


パッと見ると平凡なんですが、自宅・スタジオ・ライブハウス等で『常に一定の音質を保ったまま、複数の役割をこなせる』様にした、実用性重視のギターです。
ホラ、EMGって周囲の影響を受け難いし、エフェクターのノリは常に良く、ピックアップの音質変化も最小ですし、安定した音が期待出来たというか。
『これで、ギター側でサウンド変更を自在に出来たら最高だろうな~』と考えていた訳ですよ。 今も考え方は似た様なものですがね。(^^;
ただまあ、残念な事にスルーネックなんですよね。 セットネックでスルーネックと同じラインをジョイント部分(バックボディ側)に作るという事が当時は無理でして…。orz

※今は余裕で出来ます。 2本目に作ったギターはその仕様。※
見た目こそ変形ギターかその亜種ですが、このギターは極めて弾き易いです。 ネックの形状が特注なのですよ♪
通常のSUという、薄めのネックでは個人的に弾き難かったので、SVネックをベースに厚みをVネックに近づけて貰い、1弦側と6弦側に伸びるラインをそれぞれUっぽくしました。
はい。 無茶苦茶悩ませましたね、工房を。


私が『Vの厚みが欲しい』と言ったら、木工側から『Vだとボディー厚に収まり切らない』との事で、『なら、ギリギリ収まるVを独自にデザインして下さい。 ロックフォームだけでなく、クラシックフォーム時も快適な握りで』と注文したので。(^^;
私の担当の方曰く、『金払いも物分りも最高の癖に、譲れない所は絶対譲らずにキッチリやらせる鬼』だったみたいですね。 いや、今もそうなのですがね。
細かく言えば、最初期から決めていた弦の高さやオクターブセッティングの土台決めの内容も、素人が出す注文ではなかったらしいですし。 『下手なプロはもっと適当だよ。 玄人裸足のオーダーばかり』とは私の当時からの担当の方の言。
プリ&パワーアンプやG-Forceを始めとするラックエフェクター群を組んだ時もそうでしたね。 音色の完成図が決っているので、それを伝えて、店員さん達が奔走し続けました。(笑)
金払いは今も昔も良いから、許して下さい。d(^-^)ネ!



ギターですが、配線も当時としては結構無茶なレベルの要求だったらしいです。
1本目、2本目共にそうなのですが、ESPと契約しているプロの方同様、基盤等を少し弄って貰い(とんでもなく細かくは弄れません)、音響バランスや出力等を最適化しています。 それ以外にもミッドブースト関係でも小細工したり。
店長と担当さん経由で聞いたのですが、『配線関係を決める奴が泣いてた』だそうで。(^▽^;)
えっと、その節はご迷惑をお掛けしました。<(_ _)>



ESP FOREST GTタイプ


で、色なんですが、レインダーブルーがベースです。レインダーと言うモデル(現在生産中止)の専用色をベースに、塗装担当の方も含めて詰めました。
木目の影響もあって、普通のレインダーブルーだと出ない、角度によってどこか温かみを感じる青です。 塗装担当さん曰く『会心の出来!!』だそうで、今も色褪せません。 お気に入りの青です。(^▽^)
塗装の厚みにまで口を出しているので、生音でも綺麗な音色になっています。


   ~こんな仕様です~
1Vol(Push・PullでPUをSH←→SS切り替え)
3Way PUセレクター
1ミッドブーストコントローラー(多段階調節機能+PullでミッドブーストON)
FrontPickUp:EMG SA
Rear PickUp:EMG 89
Top Body  :QuiltedMaple
BackBody  :Ash
Neck    :HardMaple(ポジションマークは12Fの白蝶貝のインレイのみ)
Fingerboard:Ebony 24F(サイドマーカーは薄い緑色の発光をする畜光塗料。 デザインは私のオリジナル)



暗闇状態のライブハウスでも視認性が高く、弾き易く、ジャズマスター的なPUサウンドとお約束のSHサウンドを切り替えて、状況に合わせてミッドブーストをON・OFFしながらずっと弾いています。
暫くして、3シングル仕様のギターも作ったのですが、音質はこれとは似ても似つかないので、2本ともメインで使用。


3本目は相談中なのですが、どうしても納得の行くキルテッドメイプルが入荷しないのです。
配線以外は『FOREST GTでレスポールサウンドの音を』と言う仕様(当然ブリッジはチューン)なので、妥協出来ないのです。
何にせよ、良いギターと巡り合えたお陰で、ずっと弾き続けていられます。 良い音は、自然とプレイヤーに『弾きたい』と言う衝動を沸かしてくれます。(笑)
クラフトハウスの皆様に感謝です。<(_ _)>



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特 徴:基本的に毒舌家(気味?)らしいです。 その割に、年下には妙に懐かれます。(笑)

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