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絶妙なアレンジのギタリスト! kenのニュアンスとフレーズと使用機材等!! 「けいおん!娘達」の子からの無茶振り!

さて、kenです。(^^
いきなりで訳が分からなさそうですよね? 実際いきなりです。(何
私が面倒見ている子達、ブログでは「一寸ハードなけいおん!娘達」と表記していますが…その子達主犯格でギターの「妹さん」に質問されました。
爆弾発言も良い所でした。><

アレンジって、大まかに言えばX JAPANみたいなものか、LUNA SEAみたいな物になるんですか?』だそうで…。 流石は最近になってバンドに興味を持っただけあって、基本的な情報が無いですね。 真っ白ですね。(^^;
まあ、取り敢えず、色々教えてみましたが、別のアレンジの代表例と言う事でkenを書く事になりました。(^▽^;

知らない人は簡単なプロフィール読んでからどうぞ。
追記で色々と書いていますので、ご注意下さい。



■簡単なプロフィール■
ken(1968年11月28日生まれ )はL'Arc~en~Cielのギタリスト。 及び、SONS OF ALL PUSSYSのヴォーカリスト&ギタリスト。 やはり、誰もが知るギタリストの1人ではないでしょうか? シンガーソングライターでもありますね。
表記ですが、SONS OF ALL PUSSYS・ソロではKen名義で、L'Arc~en~Cielではken名義で活動しています。
また、P'UNK〜EN〜CIELではKEN P'UNKとしてドラムを担当しています。(笑)
愛称は「kenちゃん」や「ケンちゃん」が有名ですね。


kenギターの原点■
kenがギターを手にしたのは中学生の頃で、数多くのインタビューで『姉のフォークギターが落ちていたので弾いてみたら音色に惹かれた』と語っていますね。
その後エレキギターに持ち替え幼馴染みのtetsu(今はtetsuya)らと共に楽器を手に遊ぶようになる訳です。
初めてのステージは中学校の文化祭でオジー・オズボーンのコピーバンドだったとか。 ただ、kenはこの時ヴォーカルでした。
高校に入学してもギターは弾いていたものの特定のバンドに所属する事はなかったらしいですね。 でも、高校3年の時にtetsuに誘われギタリストの脱退したByston-Wellと言うバンドに参加したみたいです。 もっとも、大学受験のため、Byston-Wellには僅かな期間しか在籍しなかったとか。
tetsu曰く『kenちゃんは当時から良い曲を書いていた』らしいですね。


■ラルクへの合流■
その後、国立名古屋工業大学工学部建築学科へ進学。 滋賀県米原市の自宅から通学していたみたいです。 授業後に質問に来る熱心な学生だったとか。
1992年、大学4年次の時にtetsuyaからL'Arc~en~Cielに加入するよう依頼を受けたらしいです。 この時点で就職先が決まりかけていたkenはどちらを選ぶか1週間考えた後、L'Arc~en~Cielが当時活動場所としていた大阪行きを決定したみたいですね。
この時、大学は退学せず休学としていて、大学はその後、1997年に卒業しています。 元ドラマーのsakuraの逮捕で活動休止になってしまった為、この合間に休学していた大学に通っていたみたいですね。
ラルクのアレンジの妙は当時から素晴らしかったのでしょうね。 ken作曲以外にも色々ありますが、ギターの腕前とかそういうの以前に『表現する事はこういう事』と無言の内に語るギターだと思います。(^^

L'Arc~en~Ciel Shutting from the Sky

最初のアルバムDUNEの1曲目。
この当時から、アレンジセンスの光るバンドな訳ですが…ギターフレーズは難しいフレーズを入れたから良いとか、そういうのではないです。 
寧ろ、当時からコピーするには簡単な部類かと。 でも、彼のフィーリングを出せと言われたら『無理!!』と即答するしかないですねえ。



L'Arc~en~Ciel 

この時期でもアレンジの妙は健在ですねえ。
因みにPVで悲惨な目に遭った赤いストラトタイプのギターは、後に修理され、暫くの間はkenの曲作りで愛用されたらしいです。
この頃のkenはRolandの88音源と対応ソフトをマックで作り、そこからギターを重ねて完成させるのがいつものパターンでした。
今では当たり前通り越して、古臭い手法なんですけれどね。

当時はこれを敬遠した人も多かったのでは?

kenもtetuyaもyukihiroも若いですね。
hydeは…変わっていない!?><



でも、kenのアレンジは絶妙なんですよね。 tetsu(tetsuya)のベースは歌うかの様なベースですし、hydeはhydeで良い曲作りますが、要所要所で『これぞ!』と言うフレーズを入れていますしね。(^^

■ラルク以外での活動■
2003年からはL'Arc~en~Cielの元ドラマーsakura等とSONS OF ALL PUSSYSを結成。
ライブハウスでのライブなどで活動しています。 また、2006年8月にソロアーティストとしてもデビューしてまね。
ギターのお嬢様から頼まれただけあってやっつけ記事ですが、手抜きブログらしく上手く纏めましょう。(ぇ


ギターのスタイル■
影響を受けたギタリストとして、彼はゲイリー・ムーア、マイケル・シェンカー、イングヴェイ・マルムスティーンなどのハードロックギタリストをよく挙げています。
まあ、イングウェイみたいには弾かないですけれどね。(笑)

ただ、カッティングとアルペジオのフレーズで、どうしてもkenだと分かる部分が出ますよね。 『kenちゃんサウンド』は出せと言われて出せる種類では無いのも、ここら辺が由来です。(^^
上手く弾こうが何しようが、彼独特のフィーリングやニュアンスの加減で『こんな音出ないよ!』と実感した人も少なくは無い筈です。
彼はアレンジの妙で評価するべきギタリストなのでしょうね。 ギターの音色やタッチ、ピッキングでも気持ち良いのですが、ずば抜けているのは彼のアレンジセンスでしょう。(^^
また、プレイスタイルとは別に、L'Arc~en~Ciel内ではギター以外にコーラスも担当しています。 tetsuはヴォーカルのhydeと共に歌ってコーラスをする合唱タイプなのに対し、彼のコーラスはヴォーカルラインから独立し、自分のコーラスパートを1人で、特に英語の歌詞を歌うことが多いですね。 代表例は「花葬」です。 あの曲では、英語の部分の作詞を行い、そのパートを朗読していますしね。 CD音源ではhydeが朗読をしています。

■「BUTTERFLY」が出たの頃のkenのスタイル…■
で、過去の曲だけ出してもピンと来ない筈なので、アルバム「BUTTERFLY」の製作の頃のインタビュー等を記憶うを頼りに辿って、みましょうか。(ぇ
まず、この頃、kenの中にコンセプトやテーマの様な物はあったかどうか。
『ないですね。 2011年の年始に「L'A HAPPY NEW YEAR!」というライブをやったんだけど。 久し振りのステージで、その時点ではいまいちボンヤリしてたんですね。 でも、5月に味の素スタジアムで「20th L'A nniversary LIVE」をやった時に、「ああ、L'Arc~en~Cielをやっているんだ」って実感したんですよね』と言うやり取りは有名ですよね。
だから、曲作りをしている時にも、多分、次のアルバムのコンセプトがどうだからって言う風なデモを作っていたんじゃない訳ですね。 ここら辺は彼のスタイルやスタンスの変化が見て取れますよね。(^^
『その時に思っていたのは…音楽は音楽でしかないっていうか。 音楽が出す空気感を感じて、楽しみたいなっていう気分だった。 悲しくも楽しくも、具体的な言葉で表現出来ない感情を覚えるような音色…そういう曲を書きたいなと思っていたのかな』という発言も結構有名ですね。
ken作曲の「wild flower」でも、作り方については言及していました。
『「wild flower」はストリングスから始まるんですけど。 そのストリングスか、グロッケンの音か、どっちかから作り始めて。 この前奏は何も考えず…これが悲しいのか楽しいのか、上がるのか下がるのか、それはわからないけれど、音色として気持ち良いというものを作ろうと。 そこを作ったら「次はこう」、っていうのが出てくるから、それを1曲分作り続ける感じでしたね』とか有りましたね。 ここも、初期から比べれば極端に変化していますよね。 何と言うか、初期の頃なら、メインフレーズ以外はコード進行に沿ってリズムパターンを弄りながらコード弾いてみて、そのコードから、要らない音を取っていく様な組み合わせが目立ちますしね。 楽譜で色々なkenのカッティングやアルペジオフレーズにお目に掛かりますが、省略した形等が多いですし。
kenもSUGIZOやINORANっぽくなっている気がしますね。

で、「wild flower」では、よく「ゆったりとしたテンポでフリーなギターフレーズ」とか聞きますけれど、あれ全然フリーでも何でもないですよね。 緻密ですからね。(^^;
多分、テンポで言うとゆったりめでしょうけれど、アルペジオとかドラムとかベース、歌にスピード感を感じますよね。 これは、人によって聴いた印象が変わるだろうなとは思いますけれど…。 でも、ギタープレイはフリーじゃないと言うか…左チャンネルと右チャンネルのギターで入り組んだ事をしていますよね。 で、歌メロはしっかり聴こえるっていう風に仕上げて…。 それをアドリブでやると基本的な部分から全部台無しになりますから、アドリブが出来る隙間は残しておいて、基本の所は全部決めて弾いた跡が窺えますね。
まあ、kenは、音の編み込み方を上手く計算している訳ですね。(^^

当時のken曰く『曲の仕組みがすぐ分かるのって、寂しいなと思うんですよ。 それが中々分かり難くしたいっていうのはあって。 でも、パッと聴きはスムーズに流れているっていう。 ゆったりな曲にもスピード感ある曲にも聴こえるような曲になればいいなって』だそうで、プレイによるアンサンブルは勿論、トーンにも拘り抜いた訳と思えば、部分部分で全く違う所が窺えるんですよね。
具体的な言葉で表現出来ない感情を覚える様な、そう言う所ですよね。
そう言う箇所は言葉では表現し難い所って、音色から来る所もかなりあるでしょうからね。

ken自身『音程とか譜割り以外の、音色の部分も大きいかなと思っていて。 それは歌もドラムもベースでもそうで。 もし音程が変わらなくても、素敵な音がプーッて鳴っていたら、「何だろう?」って思うじゃないですか。 全ての楽器がそういう感覚で聴こえるようにしたいっていうのがあるんです』と言うコメント残していますしね。


L'Arc~en~Ciel  wild flower

音程が変わらなくても、音色は常に変えていくのもやり方としては結構ポピュラーですしね。



「未来世界」でも、面白い逸話がありますよね。 一寸幾つか挙げてみましょう。
『最初は、ギターもドラムもベースも入ってなかったのかな。 曲の頭部分の感じが、最後までいくような。 ソコに何かを足しちゃったら、何かを連想させてしまう様な気がして。 何もない感じが良いなぁと思っていたんですよね。 そう思ってたら、デモ出しの時にhydeが、「バンドで演奏できる形も聴いてみたい」って言ったのかな。 「ああ、やっぱりそう?」と思って。(笑) それはそうだなっていう感じで、両方を兼ね備えたものにしようと。 で、ドラムのパターンはユッキー(yukihiro)がプリプロの時に叩いたのかな。 ドラムパターンはそれを元にビルドアップして。 ベースはアップライトで、ギターも最初の質感を最大限残せるというか、空気感をパワーアップできるものを入れてみたんです』

L'Arc~en~Ciel 未来世界

一応、「未来世界」を細かく聴くと、レズリースピーカーから出したオルガンサウンドやグランカッサ(大ダイコの一種)、アップライトベース等、沢山の音が入った曲だって分かりますよ。(^^;



『アップライトベースにした理由も、MIDIで普通のエレキベースを入れてみたら、その曲の空気感が一瞬にして壊れたのね。 これはダメじゃんと。 どうしようかなと考えてアップライトにしたんです』
kenの頭の中にある音が、そのまま具現化したと言える例でしょうね、この曲は。(^^
『最初に歌詞を見たときにびっくりしましたね。 なんでびっくりしたのかわからないけど、とにかくびっくりして。 「wild flower」の歌詞もびっくりした。 もの凄かった。 「こんなふうな歌詞をはめようと思うけど、どう?」って、hydeがメールで送ってきたんですけど、もう「ばっちりです」って返信しました(笑)』
音楽は音楽でしかないという言葉にはならない作り方から、楽曲と歌詞がピッタリ合致した訳ですよね。 面白いですよね。(^^
『一生懸命曲を作っているんだけど、音楽に対して今俺は、感覚的にぼんやりしていたいんですよね。 だから、それだけじゃ足らないし、伝わらないよって思っている他のメンバーが上手いことやってくれてるんじゃないかな(笑)』
『hydeの歌詞が乗って曲の雰囲気がパワーアップした。 言葉じゃないんだよって言いながらも、歌詞がきたら「素敵だ!」って、超不思議だったんですよ!』

こんな感じですね。 作曲・アレンジ等の経験がある人は分かるかも知れませんね。(^^
『こうだけど、こうじゃないんだよ!』で結構喧嘩した事もありますしね、私も。(^^;

因みに、アルバム「BUTTERFLY」は、「CHASE」で始まり「未来世界」で終わる、kenの曲で始まってkenの曲で終わるアルバムになっていますが「偶々」らしいですね、これは。

L'Arc~en~Ciel CHASE

この曲もチューニング変更が面倒で…。



でも、やっぱりラルクの魅力は4人が曲を書く所じゃないですかね。
L'Arc~en~Cielが演奏するからL'Arc~en~Cielの感覚なると言うべきでしょうか?

4人の作曲者がいて、それぞれに色々な匂いがあるっていう面白さがあると思いますよね。
その中で、アレンジの妙でkenを書いている訳ですが…。 作曲も素晴らしいですが、ハッキリと「誰の曲」と言うのを感じだら、その曲はそのバンドの曲じゃない気もしますから。(^^; 他のメンバーのアレンジも絶妙ですが、kenのセンスはずば抜けている所があると思いますね。(^^



■kenの使用機材
結構有名ですけれど、彼は2009年までフェルナンデスとエンドースメント契約を結んでいて、ライブでは(SONS OF ALL PUSSYS、自身のソロ活動は除きますが)彼のシグネイチャーモデルを使用していました。 メインギターとしてLD(LOVE DRIVER)シリーズ。 要はストラトキャスタータイプでラージヘッド、21フレット仕様をサブギターとして、LAシリーズをメインに使っていましたね。 こっちはテレキャスターヘッド(リバースタイプ)のストラトキャスタータイプで、2003年までが24フレット仕様、2007年以降は21フレット仕様で使っていましたね。
それ以前には、LVシリーズ(フライングVタイプ)などが存在していましたね。 あのピンクラメのフライングVはビックリした覚えがあります。 現在までにカラーやスペックの異なる様々なバリエーションの物が製作されていますよ。 これらはフェルナンデスのミュージシャン・モデルシリーズから各種発売されていました。 ギター交換時の感覚的な違和感を回避する為らしいのですが、ライブでは基本的にストラトキャスタータイプのモデルのみで演奏を行っている事も特徴ですね。
まあ、フェルナンデスとのエンドース契約以前には、スタインバーガーやギブソン・レスポール・カスタムを使用していた事もありますがね。
フェルナンデスのモデルで特徴的だったのは、愛猫や愛トカゲのインレイが12Fに入っていた事ですかね? ピックアップの組み合わせは色々と試している様ですね。 そこら辺を調べるだけでも面白いですよ?

フェルナンデスとの契約が終了した2009年以降は、それまでレコーディングを中心に使われていたフェンダー社(フェンダー・カスタム・ショップ製)のストラトキャスター(22フレット仕様)をメディアやライブでも使用するようになっています。 2010年12月にはフェンダー社と正式なエンドースメント契約を結び、カスタム・ショップからシグネイチャーモデルが販売されました。 ken シグネイチャー・ストラトキャスター“Team Built”!(限定30本で定価は52万一寸だった気が)と“Masterbuilt”!(2011年12月31日までに全国のフェンダー製品取扱店を通じて受注された本数のみが特別に製作されました。 定価で77万一寸だった筈)の2種類ですね。 ken Stratocaster Galaxy Redの名前の通りのギターです。 kenの拘りが窺えますね。
アンプやエフェクターとなると、彼愛用のアンプは、主にロッカフォルテ(Levant Series Hi-Gain 100)と、豹柄にカスタムされたマーシャルのキャビネット(スピーカー)で1960BXの組み合わせは定番ですね。 ライブでもメインの機材として用いられているのを良く見掛けます。 何でも、初めて購入したコンパクトエフェクターはBOSSのDS-1らしいですね。 近年はコンパクトのコンプレッサーとProvidence社のSonic Drive(初期型)等のオーバードライブペダルをデジタルディレイにループ接続してソロの音色を作っていましたね。
ここまでが、彼の愛用機材ですね。 かなり大雑把ですが。(^^;



アルバム「BUTTERFLY」の製作時期と最近のライブで使用機材を確認すると、色々と試験的な事をやっていますよね。

まずは、ギターから。


ギターだと、まずはFender Custom Shop Stratocasterシリーズです。 要は、フェンダーのカスタム・ショップの彼のシグネイチャーモデルGalaxy Redを始め、仕様の異なるモデルと言う事で、カスタム・ショップのストラトキャスターをレコーディングでは3本使用しています。 いずれもラージヘッド、メイプル指板の物。
次いで、dragonfly Custom Modelです。 SSH配列(以前の彼の定番配列)、ノントレモロでローズウッド指板の物ですね。 「CHASE」や「X X X」等のローチューニングのレコーディングで使用したらしいです。 この他にも、ギブソンの J-50、J-45、B-25、マーティンのD-35等のアコースティックギター、ライブではギブソンと思われるエレアコなんかも使っていましたね。

次いでアンプ


アンプだと、最初にSuhr/ML-100。 レコーディング、ライブ共に歪みのメイン機として使われました。 Marshallの67年製プレキシをフィーチャーしたスペックだとか。
CUSTOM AUDIO ELECTRONICS/OD100。 ライブのサブ機。 メイン機と同じく、John Suhr氏がデザインしたアンプですね。
ENGL。 型番は不明です。 「X X X」等で使われました。 ken曰く『ヘヴィな感じのようなイメージの歪み』、『暴れた感じに弾いた時に暴れて音が出る』だそうですよ。 これらの他にニュアンスによってはRoccaforte(先述のロッカフォルテのアンプ)やBogner等も使っていたみたいですね。 テレビ放送時に「X X X」のメイキングを見た時は、Bogner(Ecstasyだと思われます)でソロを弾いていましたね。(^^;
クリーンでは、Two-RockをメインにFenderも使われたそうです。
キャビネットはライブ、レコーディング共にPacific製の物ですね。 後、Marshallの1960は上部はハーフオープン、下部は密閉バスレフになった二発入り。 スピーカー部分は上をエミネンス製TONKERLIGHT、下をエミネンス製MAN O WARに交換してクリーンやクランチは勿論、物凄いハイゲインまで対応出来る様にしてあるみたいですね。


エフェクターです。

先にレコーディングでも使用されたと思う物から紹介。
1.Way HhugeのGreen Rhino:ライブでもよく使われているオーバードライブ。
2.BarberのDirect Drive SS:レコーディング時より導入されたと思われるディストーション。
3.IbanezのJet Driver:ディストーションペダル。 ライブでも使用されていましたね。
4.ProvidenceのVelvet Comp:クリーン用のコンプレッサー。 hydeも使っている事でも知られていますね。
5.BOSSのCE-1:アナログコーラス。 レコーディングでのみの使用みたいですね。
6.Electro HarmonixのDeluxe Memory Man:アナログディレイ。 レコーディングのみ使用みたいです。

続いてペダルボードの内容を紹介。
と言っても、GIGSやギターマガジン等に掲載される写真を一寸見れば、分かる人はラックのセッティングまで分かりますよね。(^^;

で、ペダルボードは、PEC-2によってコントロールされていて、バッキング(オーバードライブ)、ハイゲイン、クリーン、リードと言うセクションに分けられているみたいですね。

まずはオーバードライブから紹介。
1.ProvidenceのSonic Drive:アンプの歪みをそのままブーストしたい時に使われる。 ゲインは低めに設定されているみたいです。 kenの愛用機材では、代表格の1つです。
2.BareberのDirect Drive SS:Sonic Driveより少しドライブさせたい時に使われるみたいですね。 レコーディングで気に入ったのでしょうね。
3.IbanezのJet Driver:ソロや歪んだリードトーンで使用されるみたいですね。
この他に、レコーディングでも使用したWay HugeのGreen RhinoやLANDGRAFFのDynamic Overdrive、山野楽器のPlatinum Dual Drive、中村製作所のGABA-1等を楽曲やプレイ環境によって上記の3つと入れ替えるそうですね。 こう書くと難しそうですが、一度制御系の基礎を作り終えておくと結構楽ですよ。 kenも例外では無いです。(^^

続いて、ハイゲインセクションですね。

ハイゲインと言っても、所謂ドンシャリではなく、ミッドからローミッドをブーストしたサウンドメイクですね。
1.OKKOのDOMINATOR:ハイゲイン一辺倒と言うよりは、クラシックロックからモダンなサウンドまで幅広く音が作り込める様になっているのが特徴ですね。 Diabloでは対応し切れなかったハードロックやハードロックのハイゲイン領域までをカバーしているのが売りですねえ。
2.EMMAのPisdiYAUwot:ライブでも使用されたハイゲイン用。 ……で、これはメタル専用に開発されたディストーションです。 これのMIDを上げるか下げるかで性格は激変しますね。 MIDを上げると、高域がやや下がり低域が強くなりメガパワー・ディストーションになって、MIDを下げると高域を強調された音になるのが特徴のエフェクター。 ただ、面倒ですよね、これは。
3.amptweakerのTIGHT METAL:「X X X」のライブ用に導入された物ですね。 レギュラーチューニングより音程が低いチューニングの場合、かなり相性良いですよね。 7~8弦ギターで活躍しそうですね。 ローエンドだと、ベースでも使える位には強烈なんですよね。(^^;
4.Providenceの改造エフェクター(?):FLAME DRIVEHEAT BLASTERだと思われるエフェクターの改造版か何かがありましたね。 こちらもよくライブで使用されるとか。
5.WEEHO EffekteのNORBID DRIVE:2008年にドイツのハノーヴァーで起業したエフェクトーのブランドですね。 確か、ハイエンドとローエンドの厚みを切り替えるRHYTHM/LEADというフットスイッチを搭載したモデルでしたね。

続いて、クリーンセクションですね。
1.ProvidenceのANADIME CHORUS:コーラスですね。 試奏した時は、プロヴィデンスらしいクオリティーだなと思った記憶が。 原音を残しながら、コーラスが掛かる『コーラスらしいコーラス』だったと思うので、kenもそれが気に入ったんですかね? LEDがコーラスのスピードで点滅するのも見易いですよね。(^^;
2.ProvidenceのVELVET COMP:hydeも愛用しているコンプレッサーですね。
1.と2.の2つが直列で接続されており、状況に応じて使用されるみたいですね。
後、ライブでは、ラックにBOSSのGE-10が接続されフロンとピックアップのローカットに使われているそうですね。

最後に、リードセクションですね。
1.ProvidenceのCHRONO DELAY:多分、十中八九、「DLY-4 CHRONO DELAY」です。 写真見ただけで判断すると、DLY-4としか思えない…。 DLY-4は、アナログ回路を搭載したデジタルディレイで、多くの曲に対応するためフットスイッチを接続して、タップテンポ入力で使用しているみたいです。 唯一、アンプのセンドリターンに繋いで使用されているみたいですね。 普通2つのディレイを用意しないといけないのですが、A/Bのプリセットにて一台で出来る様になっている事が特徴ですよね。 音の抜けが良いと言う事だけは記憶に残っているデジタルディレイです。

大体、エフェクターでこれ位ですね。 ライブ等ではラックも組み合わせて、より巨大な機材を使用しています。 それでも結構簡単な組み合わせ方なのですよね、kenは。
以上がkenの機材群ですね。 写真をチラ見するだけだと、大雑把にしか分からないんですよね。
上手く纏められた自信はありませんが、参考になったら幸いです。<(_ _)>


■最後に■
これ、主に「一寸ハードなけいおん!娘達」が勘違いする可能性があるので、書くのですが、紹介した機材を使用したから、ああいう良い音だとは思わないで下さい。
いや、良い機材や楽器は良い音はするのですが、それ以前に本人が良い音を出すかどうかです。 今回はkenを書いた訳ですが、kenはkenでアレンジが絶妙で、メロディーラインも秀逸な曲を書いたり、気持ち良いギターの弾き方もしてくれるギタリストです。
彼の事を上手いと言う人も下手と言う人も見掛けますが、それでも技量は確かで、尚且つ曲のセンスが抜きんでていますよね。(^^
ニュアンスを再現しようとしてもさせてくれないので、一寸悔しいギタリストでもあるんですけれどね。 まあ、そこは置いておいて、ギターフレーズを語る際に、彼が関わった楽曲を聴きながら、色々と『ここはこうである必要があったのかどうか?』とか考えてみるのも良いですよね。
kenがkenのギターサウンドを作り出す上で使うコンパクトエフェクターも、『使う必要あるか?』とか考えながら、色々と彼のプレイスタイルや考え方を自分なりに整理して、自分なりの解答を出せれば良いですねえ。
と言う訳ですから、「一寸ハードなけいおん!娘達」は色目を変えて機材に走らない様にね。(^^;



それではこれで。<(_ _)>

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