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名曲の定義とは!? けいおん!の質問

今回もまた番外編です。 申し訳ありません。(^^;
でも、文化の日って事で。(ぉぃ


物凄い質問が5人の連名で来たので、記事にしようと思います。(^^;;

『最終的に自分達の曲を作りたいです! 名曲の定義って古くからあると思うんですけれど、教えて貰えませんか?(^▽^』
はい。 今回は全員を叱りました。 質問した理由がバレバレですからね。(- -メ)

じゃあ、そもそも「名曲って何か?」から軽く書きましょうか。
折角の文化の日なので、それっぽく。(^^

まずはクラシック。
理由は、今の音楽のジャンルが定着する以前から、クラシックにはメタルやハードロックやパンクの先駆者的なフレーズや曲なんて山程あるからです。 それぞれのジャンルに適合する作曲家はバッハ、ベートーヴェン、モーツァルトが代表的です。 「どういう事?」と思った人は彼等のフレーズを聴いてみて下さい。(^^
さて、現在、名曲と呼ばれている物で、初演時から評価が高い曲は実はあまり在りません…。><
あのバッハですら、当時はあくまで演奏家として評価されたのであって、作曲家としてなら…死後暫くは「バッハ家の面汚し」と言う扱いでした。
今ではバッハの子孫の名前挙げられれば、相当な音楽好きだと思いますけれどね。(^^;
そう、初演奏から評価が高い曲って、昔のクラシック全盛の頃も、今も、メディアと言うか…色々宣伝して前評判で聴く側に「良いかも」と思わせているだけです。 普通、そういう物の大半は一寸時間が経っただけで、人々は一気に忘れます。

で、本題。 名曲の定義です。
時代を問わず、新しい物は今も昔も「良く分からない」と言われ、理解出来ない事が多いのです。 これは聴き手だけでなく、演奏家もそうです。 演奏する側としては、情けない話ですけれどね。(^^;
例えば、「ベートーヴェンの運命」等のロックやハードロックの定番みたいなフレーズのものなら、「当時はどう演奏したら良いか分からなかった」訳です。 でも、ある程度どういう曲か知られて来るとそういう方向で演奏され、聴く側も分かって来るのです。
つまり、名曲というのは聴き手が作る物なのです。
演奏家が、モーツァルトの音楽が素晴らしいと思って100年先まで残そうと心を込めて演奏して「そうなった」だけです。
逆に、誰も演奏する人が居なければ、人々の記憶からは消えてしまいます。
有名な作曲家がドイツとフランスに多いのは何故かというと、この2国は自分達の音楽を徹底して繰り返し演奏して人々に聴かせて来たからというのが大きいんです。 勿論、曲そのものも素晴らしい事は言うまでもありませんがね。 そうでなければ、演奏家は演奏しようとすら思いません。
その曲が聴き手にとって「面白い物」でも「つまらない物」でも、『これが最高だ!!』と言って本気で演奏し続ける。 ポーランドのショパンもそうですね。
演奏家たちがどんどん演奏して、「良い曲でしょ!」って繰り返し言ったら、「ああそうかも」と思えて来ますよ、きっと。

で、今の音楽…分かり易く邦楽で例えますけれど、「一寸ハードなけいおん!娘達」が聴いた瞬間にハマったX JAPANもそうでしょう。
現在は情報の伝達がとんでもない速さで行われるので、演奏する側が繰り返し演奏して、皆に「良い曲でしょ!」って言い続けてから認められ時間が短くなった程度だと思って下さい。
別に邦楽だろうが洋楽だろうが「ジャンルがどう」とかではなく、一度発表されてから暫くして「良い曲」と認められている例だってありますよね?
作曲家の曲を演奏家が気に入って(作曲家と演奏家が同一の場合も多いですが)、繰り返し演奏されて、聴き手に認められて、時代を超えて愛されている。 名曲の定義らしい定義なんて、その位ですよね。

と、言う訳で…楽器本体やの楽器のメンテナンスもそうですけれど、名曲とそれ以外と言うのではそれ位隔たりがあります。
以前、記事でヴァン・ヘイレンを紹介しました。 Van Halen―とあるSAのログオフ記18
ローリング・ストーンズを紹介した事もあります。 ローリング・ストーンズ、最新ベストアルバム―とあるSAのログオフ記47
昨日はエアロスミス紹介しました。 「ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!」の背景を読みながら、11年振りのエアロスミスの新譜を待つのも楽しいです!―とあるSAのログオフ記125

他にも邦楽や洋楽を問わず色々紹介して来た訳ですが(クラシックも相当)、どれもこれも「古い曲」ではあっても、「良い曲」だからこそ、私も含め、多くの聴き手が居るのです。 常に忘れられる事無く、演奏側さえも魅了して、聴き手も魅了して行くと言う事が分かれば、名曲の価値と言う物も自然と分かるかなぁと。
名曲には時代を超えた価値があるってことですね。(^^

折角の芸術の秋ですし、「一寸ハードなけいおん!娘達」も、色々自分なりに勉強してみて、試行錯誤するのも面白いでしょうしね。(^^



それではこれで。<(_ _)>

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