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二極化が進むアメリカの大統領選挙を前に嘘・誇張・間違い探し!! 「ファクトチェック」の活躍!―とあるSAのログオフ記121

こんにちは。(^^ 最近は国内の問題も深刻ですが、アメリカ大統領選挙も注目ですね。
アメリカ大統領選挙の投票日まで、残り約1週間です。 最後のアピールを続けるオバマ、ロムニー両候補に「ファクトチェッカー」と呼ばれる人達が目を光らせています。 誇張が入り混じる両候補の主張に対し、「ファクトチェッカー」の分析が大きな役割を果たしているらしいのです。(^^ 

詳細はこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20121029-00000034-jnn-int
http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2012/10/1009.html

接戦が伝えられる今回のアメリカ大統領選挙では、候補者の一言が世論を大きく動かします。 両候補の発言を一言も聞き逃すまいと、テレビ討論会を見つめる人達がいます。
かなり面白いですよ? いや、偶に背筋が寒くなるネタですけれどね?(^^;;

オバマ大統領がアメリカの軍事費は中国やロシアなど、2位以下の10か国の合計より多い』と発言します。 そうすると、軍事費がテーマになると、すぐさま「世界の軍事費データ」を調べ始めるのです。 彼等は一体何者なのか、ニュースで報じられた時は凄く疑問でした。 疑問と言うか、何者かが良く分からないと言う、霞が掛かっていますよね、これだけだと?
結論だけ先に言うと、その名の通りに、発言に間違い誇張が無いかの「事実確認」を行う「ファクトチェック」です。 ワシントン通の元ジャーナリスト達が9年前に設立した非営利団体です。

ファクトチェックのユージーン・キーリー副代表は『大統領候補らが『正確な情報』として発言したことをチェックしています。 「どれだけ正しくない発言か」を知ったら驚くと思います』と、述べています。 これ、個人的には物凄く気になりますよね。(^^;

ファクトチェックについて

いや、洒落になっていないですからね?
アメリカは討論会どころか、CMやTVの報道でも凄いですし。



動画でも確認出来ますが、実際の討論会の一例を挙げると、以下の様になっているようです。(^^;
共和党 ロムニー候補の『この4年で58万人もの女性が職を失いました』という発言は、 彼等によると、正しくは9万3000人でした。 かなり誇張されていました。 凄いと言えば凄いですが、こういう誇張も風物詩らしいんですよね、アメリカ大統領選挙って。 何せ、今はアメリカのメディアも二極化していますしね。(^^;

一方、民主党のオバマ大統領だと『大統領に就任した時、退役軍人の失業率は一般市民より高かったが、今では低くなった』と言う発言に対して、実際には、退役軍人の失業率は一般市民よりも低かったのです。 意図してを付いたのか、言い間違いなのかは知りませんが、こういうのって凄まじく重要ですよね?
こうした「」や「誇張」や「間違い」は、日々流されるテレビCMでも同じらしいのです。><

ロムニー陣営のCMだと、『オバマ氏が再選したら、次の4年で中産階級は4000ドル増税となる』という物があるのです。
では、この内容、ファクトチェックの分析ではどうなったかというと…『ナンセンスだ。オバマ氏の提案は「年収20万ドル以下の人に増税しない」』という物でした。
ただ、オバマ陣営のCMでも、『オバマ大統領はイラク戦争を終結させた。 ロムニー氏は3万人の部隊を残すよう主張。 イラクからの帰還は悲劇的だと言った』という物があります。
これに対し、ファクトチェックは『誤解を招く表現だ』と指摘しています。
『オバマ氏自身、イラク政府と交渉時、数千人の部隊を残すことを望んだ』という風に分析したのです。
根拠のない事実が織り込まれる選挙戦。 有権者はどう考えているのか、ニュースでは非常に興味深いものでした。 今回の記事の動画は是非見て下さいね?
有権者たちは『同じ発言が続くと、事実でなくても信じてしまう人がいるかも』とか『投票前に「何が真実か」を長時間ネット等で調べます。 ファクトチェッカーのお蔭ですぐに分かるようになりました』等という意見が目立つ様なのです。 日本と同じ様に、皆が政策を疑っていますね。 まあ、今の日本よりはマシな回答をする有権者の例みたいですが。(^^;;

インターネットが重要なツールとなった大統領選挙。 分析結果をネット上で瞬時に配信し、全米のメディアにも情報を提供するファクトチェックの存在感は増しています。
ファクトチェックのロバート・ファーリー副編集長は
『有権者が最終的に信用出来るのは第三者からの情報。 「ファクトチェック」の分析が良い選択に繋がって欲しい』と語っています。

アメリカのメディアも二極化したと先述しました。
じゃあ、どの程度かと言うと、簡単に言ってしまえば『報道番組では、キャスターが民主と共和、それぞれの大統領候補に肩入れするコメントをする』のは当たり前の光景です。 いや、昔からアメリカの大統領選挙の報道って「ある程度は過激」なんですけれど、最近は酷いみたいです。(^^;
現在では、アメリカの大統領選挙では民主と共和、いずれかの党派色を強く打ち出した報道を行うメディアが一段と存在感を増しているのです。 こうした状況を受けて生まれたのが「レッドメディア」と「ブルーメディア」という言葉です。
共和党寄りの報道をするメディアは、共和党のシンボルカラーと見なされる赤をとって「レッドメディア」と呼ばれます。 民主党寄りの報道をするメディアは、民主党の青から「ブルーメディア」とも呼ばれています。
保守色が強いFOXニュースだと『オバマ大統領が続投すれば、アメリカの将来、ヨーロッパのような混乱状態に陥るでしょう』と述べていたり、リベラルのMSNBCだと『ロムニー氏が創業した会社では多くの雇用を中国など海外に流失させています』位は述べています。 メディアのキャスターの発言がどれほどの影響力を持つかと知った上で。(^^;;
この状況、スタンフォード大学でメディアの研究をしているアイエンガー教授は『今回の選挙戦で民主党支持者と共和党支持者との二極化が進み、視聴者や読者を獲得しようとするメディアの間でも、より二極化が鮮明になってきている』と指摘しています。 アイエンガー教授は『民主党支持者は共和党支持者が嫌いですし、その逆もそうです。 だからFOXやMSNBCも偏った番組を作ろうとしているんです』と述べています。
先程のファクトチェックはそう言う状況にうんざりした有権者達にとっては救いですよね。
因みに、こういうアプローチで挑戦する方達は他にも居ます。
フロリダの地方紙、タンパベイ・タイムズ紙です。
読者にもっと客観的な情報を提供するべきだとして、インターネットサイト「ポリティファクト」を立ち上げました。
「ポリティファクト」では、大統領選挙の候補者などの発言や選挙広告が事実に基づいているのかどうかを検証し「正しい」から「真っ赤なうそ」までの6段階で評価。 その結果をインターネット上に公開しています。
ファクトチェックもそうですが、メディアも事実確認だけはきちんと行った上で報道して欲しいものですよね。(^^;




それではこれで。<(_ _)>

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