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けいおん!のメンバー達の曲のアレンジ ~前編~

はい、今回は番外編です。
えっと、以前「一寸ハードなけいおん!娘達」の事を書くと言って、書いていなかったので、今日はそれを。(笑)
まあ、「20,000HIT達成!!―とあるSAのログオフ記182」でも書きましたが、年末に援軍連れて「一寸ハードなけいおん!娘達」にアレンジをする前の段階として「曲構成の基礎的な部分」と簡単なアレンジの仕方を教えたんですよ。 尤も、未だに簡単なアレンジすら儘ならない状態ですがね、5人とも。(^^;

まあ、今回はそのやり取りでも楽しんで頂けたらなと。(^^
文字数が結構あるので前編と後編で分けますが、まずは前編を楽しんで下さい。
「一寸ハードなけいおん!娘達」の爆弾発言も結構ありますから。(^^;


けいおん!  Don't say "lazy"

本当はCrazyで、爪を隠さずにピックを隠している様な女子高生達がリアルに居ると疲れます。
書き終った時は精神的にキていたので、仄々とした記事で繋ごうかなと…。(^^;
手抜き記事万歳!(ぇ


で、要求項目が凄く大変だったんですよ、年末は。><
本題に行く前に軽く纏めると、本来は今回の様に曲のアレンジをやる際には下記の通りの能力が要求されます。(^^;

1.曲を譜面に書き起こす。       ※曲を聴いて、五線譜に書き起こす能力が必要です。 仮に、TAB譜に頼り切った場合、後から苦労するので、五線譜に慣れておかないといけません。 TAB譜は確認作業程度に使うのが一番とも言えます。 それ以外の運指パターンで弾けなくなるし、音の組み合わせでの理解は遅くなるから。(^^;
2.1.にコードを付ける。        ※コード進行は勿論ですが、色々な音楽の理論的な知識が必要です。 他にも応用力が必要です。 個人的なお勧めは…Mikaん星人アワーさんの「webサイト制作や音楽コンテンツ制作で伝えたいことが伝わるように♪クリエイティブ起業家Mikaん星人アワーぶろぐ♪」の様に、分かり易く色々な理屈を纏めてあるサイトを見付ける事ですが…。
3.リズムを決めてドラムパートを書く  ※リズム隊のノウハウが分かっていなければ出来ません。 一寸考えればすぐ分かる筈ですよね。 「一寸ハードなけいおん!娘達」はそれすら分かっていない訳ですが…特に腹黒ヴォーカル。
4.ベースラインを書く         ※コード進行に基づき、ベースラインを考えて書き込みます。 3.で書いた事が発揮される時です。 まあ、ドラムも同じ事ですよね。(^^;
5.ギターパートの譜面を書く      ※コード進行、リズムパターン、メロディ全てを考慮して下さい。 ギターが複数本あった場合は、メロディーパートとリズムパートみたいに括れるものでもないのです。 特に新しいバンドサウンドになればなるほど…。 それに、ギターは音楽に関する全ての要素が必要になる楽器です。 最初は、私も苦しみました。(笑)
6.コードに基づいてピアノパートを書く ※寧ろ、これが出来ない内はどれやっても無理かも知れません。 曲の構成の把握と言う意味で、ですがね。 腕前は、そんなに上手くなくても大丈夫です。 「把握する為」に必要なので…。
7.1.~6.に加えて、必要に応じてですが…イントロの前に更にイントロを追加したり、部分部分で転調しながらも転調前からの曲のイメージを維持し続けたり、間奏を追加で書いたり、本来必要なパートを削って他のパートに割り振ったり(その逆だったり)、コーラスを書いたり、メインメロディーに対してのサブメロディーを作って加えたり、原曲の作曲経緯やテーマ等の「伝えたい事」はスポイルしない様に気を遣ったり…。 その他にも色々出来なければいけない項目は多いのです。 どれ位と言われると、最終的には『メロディーとコードだけ書いてあれば、「簡単な打ち合わせでだけ」でぶっつけ本番で演奏出来る』位は求められます。(^^;

アレンジは本当に初歩的なやり方の一例とかでないと、難しいと言うより多種多彩な知識や技術が求められるんです。 今回は「本当に初歩的なやり方の一例」に分類される範囲ですね。(^^;


えっと、この時点で既に色々と暗礁に乗り上げていますよね、「一寸ハードなけいおん!娘達」? 本当は始めて一寸経てば出来る範囲では無いですからね? それを前提にして読んで行って下さい。<(_ _)>
さて、いつも通りにピンクが「一寸ハードなけいおん!娘達」青が私赤が妹さんのお姉さんですが、援軍で紫がかなり混じっています。 ご容赦下さい。(^^;

---2012年12月末---

『SUPPLICEさん、相変わらず教え方上手いですが…どうすれば良いのかが分かりません(^^;』 ベースの子です。 当日はある程度のコード進行の理屈やリズムパターンの組み合わせ等を先に教えたのです。
『ある程度ルールに則って作ってやって、それをまた自分なりに弄るしかない世界だしねえ(^^』 絶対的な正解を弾き出せてそれでOKなら、私は音楽なんて続けていないですしね…。 「答え」が出尽くしたのなら、それを探す人は居ないと言うか…。
『でも、コード進行とリズムの兼ね合いって奥が深そうですね。 私のパート、色々は出来ないし(^^;』 『だねえ。 私もベース弾く時は悩むから。 どっかで小賢しく、「アクセントになる1音入れたいなぁ」って思っても、「全体的に見たら駄目」だったり(^▽^;』
『SUPPLICEはギターとヴァイオリンだけに専念すれば良いのに、何もかも出来ないと気が済まないから(*^-^)』 『お姉様、その言い方は酷くない? 妙に棘あるよ(^^;』
『いや、SUPPLICEはジャンル分けした時に大抵のジャンルはカバーしているから、理解も早いんじゃあ…』 『うん、今日はどうも有り難うね。 今日もそっちの技巧で何とかして貰うから、色々(^^』 「零戦の実物を見てはしゃぐ女子高生!! 例の「一寸ハードなけいおん!娘達」のお泊りと子守り!! 後編」の時等で紹介したギターの知り合い、何気に気を遣ってくれるんですよね。 良い奴なんです。
『えっ? 何、その返し方?(^^;;』 『頼りにしているよ、技巧派ギタリスト(^^』
『でも、流石はお兄さんですね。 「援軍」がこの規模だったとは(^^;』 腹黒のヴォーカルです。 『相変わらずの腹積もりかな?』と思いましたが、この日は大人しかったです。 理由は後から分かります。
『本当です! お兄さんのお陰でこの規模の指導を受けられるなんて(^-^")』 妹さんは素直に嬉しそうでしたね、そう言えば。 裏表無い分、扱い易かったので構いませんが。
『SUPPLICEさん、人脈凄いですね(^^』 お嬢様は素直に褒めてましたね。 呆れていた気もしますが…。(^^;
『まあ、頼りになる人を連れて来たから、分からない事があれば今回は遠慮無く聞いちゃいなさい。 全パート居るんだから(^^』
『は~~い!!!!!ヾ(〃^∇^)ノ』 相変わらず「ハモリが綺麗なのは何故なのか?」が気になりますね。 この5人は…。(^^;
『えっと、初めましてな人も居ますけれど、皆さんお変わり無い様で…(^^;』 『お姉さんは隅っこね(^^』 『はい><』 『正座(^^』 『はい!><』 この、妹さんの姉である、「私の後輩の後輩」が困ったものなのです。 「ころりの日常」でころりさんの爪の垢を煎じて飲めば良いのです。 気になる方は「けいおん!」のタグが付いている過去記事読んでみて下さい。 呆れますから…。(==
『SUPPLICE、リズム隊の子達が緊張しているみたいだけど?(^^;』 『えっと、お姉様…あれは緊張じゃないと思うなぁ(^^;』 『えっと?( ‥) ノ』 『多分、武者震い(^^;』 リズム隊の子達は他の3人に比べれば口数少なく大人しいですが、一度火が点いたらそうそう簡単に消えないんですよ…。(^^;

年末は全パート揃って教えないと無理と思ったので、「援軍」で4人呼んだんですよ。 私の知り合いを。(^^;
この日は「一寸ハードなけいおん!娘達」5人に対して、講師役が5人。 1パートにつき1人の布陣でした。(^^;

『SUPPLICEは昔から色々と小器用なタイプだったから、大体の事は出来てそうかな?(^^』 『お姉様、いくらこの5人相手とは言え、言い方には気を付けようよ(^^;』
『いいのいいの。 SUPPLICE? 私達はSUPPLICEのお姉さんみたいなもんなんだよ?(^^』 『すみません。 お姉様達、今日はリズム隊2人をよろしくお願いします<(_ _)>』 『お願いされちゃいます!!(^^』 『よろしくお願いします!!(^^』 何故、このタイミングで綺麗に合わせて来るんだろうね、この子達は。 知り合い2人のハモりにハモりで合わせなくても良かった筈なのですが…。 思い出して書く度に頭痛がしますね、この作業。><
ええ、リズム隊で呼んだのが昔から付き合いのある、私の姉みたいな方達2人だったのです。 面の皮厚いですよ? 取り扱いには注意ですよ? 火薬庫で煙草ふかしてはなりませんよ? 静電気も駄目ですよ?(^^;
でも、腕も知識も何もかも確かなので、今回みたいに「無茶な要望を出す女子高生達」には効果あると思ったのですよ。 アレンジも曲構成も何も分からない上に、「曲の卵」も纏め上げられなくて、それで「自分達のオリジナル曲」ですからねえ。 曲の構成と簡単な作曲方法や基本的なアレンジ方法から、ちゃんと教えるしかないんですよ。 最初に相談された時、『「寝言は寝て言え」で終わらせようかな?』とも思ったのですが…。 何と言うか、マトモな経験者でも何でもないから特別に教える事になったと言う展開です。(^^;
まあ、いつまでも「初心者」では無い訳で、その内に免罪符は消えて無くなりますがね。(==

『SUPPLICE~! 私は、あの小賢しそうな子担当?( ‥) ノ』 『うん、あの腹黒娘をお願いね。 女性ヴォーカルで結構上まで出るから、適任でしょう。 そっちは音域も広いし(^^』 『了解( ̄▽ ̄) ニヤ』 『えっと、よろしくお願いしますね?(^^;』 『よろしく~♪』 腹黒娘は同性でもああいうノリは苦手なのかと分かるというのは収穫でした。 後々楽ですね♪ まあ、今でも腹黒なのですが。(^^;
『SUPPLICE、こっちは例の子達を2人で面倒見るんだろ?』 『そうそう。 じゃあ、お嬢様と妹さんの訓練(特訓?)開始ってことで(^^』
『お久し振りです!! よろしくお願いします!!(^^』 ギターのお嬢様と妹さんは相変わらずのはしゃぎっ振りでした。 まあ、分からなくも無いのですけれど…。
『零戦の時、その後、今回、縁があるね~』 『そうですね♪』 妹さん…その知り合いは品定めしているって事に気付いていなかったのか? それとも演技か? …まあ、あのお姉さんの妹だから前者だったんでしょうね、多分。(^^;
『SUPPLICEさん、皆さん凄そうな気がしますが?( ‥) ノ』 『お嬢様はそういうの敏感なんだね。 偉い偉い(^^』 『頭撫でないで下さい。 お子様みたいに(^^;』 『お嬢様、その表情で言っても説得力が無いからね?(^^;』 『妹さん!><』
『ごめんごめん。 お嬢様は今回の面子揃って嬉しいだけだよ。 ね、お嬢様? 後、妹さんもからかわないの。 …で、今日集った面子はかなりのキャリアだから他のパートの心配も要らないしね。 キッチリやりますか(^^』 『SUPPLICE』 『何?( ‥) ノ』 『両手に花とかじゃきかない状況のお前を殴って良い?(==』 『駄目に決っているだろうよ!(==』 『何でお前は…(==』 『何でって、「成り行きで」としか言えないし(^^;』
『SUPPLICE? SUPPLICEの連れの人はがっついているタイプ?(^^』 『いや、今このタイミングでそう言う援護射撃はやめようね?><』 『SUPPLICE…酷くねえ、あの女?orz』 こんな感じでヴォーカル担当の知り合いから茶々入れられたり、まあ色々ありましたよ。(^^;

『じゃあ、響きが良いコードを選んで行くと同じようなパターンばかりになるのも、悪い事じゃないんですね?( ‥) ノ』 『お嬢様、それは必然だからね。 さっき、音の組み合わせで教えたよね?(^^;』 『でも、独自性を打ち出したくて。 響きの良さを維持したまま』 『最初からそれが出来ていたら天才だからね? 一々、誰かに教えを乞う必要無いからね?><』 『まあまあ、SUPPLICE。 理解力があると受け止めておけば、そう悪い事でもないって(^^』 『そう言ってもさ…』 『だってさ、アレ(^^;』 『アレ?( ‥) ノ』 『音は音だと思っていたのに、組み合わせ1つで上手く行かないです><』 『妹さん!? もう少し、リラックスして考えようね!?><』 「女子高生だから」なのか「妹さんだから」なのか「彼女達だから」なのか分かりませんが、今更そんな反応されてもね?
『う~ん、スケールの運指パターンとかの練習方法教える時に、幾つか同じ様な事教えたんだけれどね。 その延長って考えられない?(^^;』 『いや、SUPPLICEのさっきの説明分かり易かったけれど…始めて間もないんだからアレでも許容範囲内じゃねえの?(^^;』 『何を甘い事を…(^^;;』 『いや、だって…この女子高生達5人には悪いけれど…俺を抜けば、お前とお前が連れて来た3人の音楽歴って「実年齢-2~3年」位だよな?(^^;』 『まあねえ…』 『その差はデカイよ? SUPPLICEが5人と同じ歳だったとしても、5人は太刀打ち出来ないよ?(^^;;』 『うん、今日来ているのも音大で良い成績だった人ばかりだしね。 知識も腕もある訳で…でも、そこまで難しい事やっているとは…(^^;』
『あの、SUPPLICEさん』 『ん、何お嬢様?( ‥) ノ』 『SUPPLICEさんって、いつも自分の事も含めて「大した事無い」みたいに言いますけれど、何故ですか?(^^;』 『「一寸努力すればすぐ出来るから」かな? 世の中上手い奴は幾らでも居るから。 「一寸やそっとの努力」ではどうにもならないって言うケースが「大した事」なの(^^;』 『SUPPLICE、下を見ろとは言わないけれど…上を見続けるってどうなの? いや、援軍の皆さんもバンド楽器の歴はSUPPLICEと似たり寄ったりにしても…(^^;』 『演奏する側が下見たら、そこで終わりだしねぇ。 そもそも、「ここで良い」って言う区切りって言うか…一線なんて引けないだろうし( ̄  ̄;) ウーン』 『流石はSUPPLICEと言いたいんだけれど…呑み込み悪い人間って居るからねぇ?(^^;』 『いや、そこは考慮しているんだよ(^^;;』 『私達凄い言われようですね!(^^;』 『まあ、最初からSUPPLICEさんと同じレベルなら、誰も苦労しないですからね(^^;』 『お嬢様は理解力あって助かるよ( -_-)旦~』 『ああ、今度は私に集中砲火です? お兄さん><』 『そんな事言ったって…(^^;』
『えっと…じゃあ、SUPPLICEさんも今みたいになる前って…』 『ああ、昔は可愛げあったよ~。 いつも、私達の後にくっついて「お姉ちゃ~ん」って言って、袖を引っ張ったり甘えたり(^^』 『チョット! それ、可愛げなんてモンじゃないですよ! 破壊力有り過ぎですよ!!?(^▽^』 『一体何を話しているのかな、リズム隊!?><』 ギター2人の悩みなんぞ一瞬で霧散しましたよ。orz

『SUPPLICE、良いお姉様じゃん(^^』 『どこをどう見たらそうなるの?(^^;』
『いや、いっつも余裕綽々な態度を崩さないと言うか、私達の知っているSUPPLICEさんとはかけ離れた情報が(^^』 『お兄さんの情報GET♪』 『2人とも、いつの間に復活したの?(^^;』 まあ、あの2人なりに気を遣ってくれたと思いたいです。 …思わせて。
『まあ、SUPPLICEと初めて会った頃は…「鬼」とか「悪魔」じゃなくて、「小悪魔」っぽい感じだったかもね。 揉まれているんだよ、今みたいになったのは(^^』 『へ~え(*^-^)』 『はいはい、駄弁らない駄弁らない。 後、こっち向きながらニコニコしない(^^;』 『でもさ~。 えっと、SUPPLICEが今みたいになったのって、昔のバンドの仲間たちと競い合ったり、色々な所で交渉したり、そういうのしていってからじゃない?』 『誰だって通る道だからね、そんなの。 それ言ったら、余裕が消えているそっちはどうなのさ?(^^;』 『日々の生活がね…(T0T)』 『ああ、御免(^^;』 『相変わらず、2人とも息ピッタリですね(^^』 『お嬢様、今の話を聞いていてソレなの?(^^;』 『でも、お兄さんは真面目を通り越して、弱味すら見せたくなさそうですしね~(^^』 『妹さん、今更さっきの反撃か…(^^;』 『まあ、矜持って言うのかな? そういうのは持っている奴だったよ、昔から。 「一寸ハードなけいおん!娘達」相手じゃ中々隙は出て来ないかな~? 残念!><』 『おい、待てコラ。 残念って何だ?(- -メ)』

『SUPPLICEも面倒見良いね、一応は基礎的な部分は徹底させているんだ。 このヴォーカルの子にも(^▽^』 次から次へと…。 うん、思い出しながら書くだけで疲れが来ますね。 宣言しておいてなんですが、パトラッシュに「僕疲れたよ」って言いそうです。(^^;
『その子は性格は矯正が必要だけれど、発声とかは怠けなければ大丈夫だと思ったしね(^^;』 『うん、一応の基礎は出来ているよ。 ヴォーカルの調整までこなすのが立派と言うか…いや、SUPPLICEらしいのかな~?(^^』 『どうしたの? 何笑っているの? 腹黒娘がハラハラしてそうだけれど?(^^;』 『いや、昔から「ヴァイオリンが一番」とか言いながら、他のパートも尊重していたなぁと思っただけ(^^』 『うん、私の昔の話は後でしようよ。 ホラ、皆の練習の手が止まったから(^^;;』 『ゴメン! まあ、あの小賢しそうな小娘には、多少の柔軟性や融通を持たせないとね。 今日はいじめなきゃ♪』 『お手柔らかにね。 腹黒娘が震えているから(^^;;』 『お手柔らかに(^▽^;』 私に何か言われた時のお姉さんに似た反応でした。 アレは相当やられていましたね。(笑)

---少し時間を置いて---

『私達、SUPPLICEさんに教えて貰って運良かったね(^^;』 『うん、3人とも物凄く大変そう(^^;;』 快適な部屋に居るのに、屍みたいになっているヴォーカルとリズム隊が居ればこその発言でしたね、これ。
『いや、多分SUPPLICEは肝心な所では甘やかしたりはしていないだけで、その他は1人1人に合わせて調節しながらやってるんじゃないの?』 『え!!?(゜゜;)』 『何て言うか、5人とも演奏が自然体。 やり易い様に演奏していて様になっているし。 スタートしてまだ歴浅い以前の割に、基礎は出来ていると…。 まあ、腕は上達しなきゃいけないだろうけれど?(^^;』 『…まあ、バンドなんだし1人1人の性格とか特徴とかは把握しながらじゃないと進めちゃ駄目でしょう(^^;』 『面倒…! SUPPLICEはSUPPLICEの流儀で叩き込めばもっと効率良いだろうに(^^;』 『それやったら、「オケでも良いじゃん!」って言う結論に至っただけだよ(==』 『…堅苦しそうだなぁ、それ(^^;;』 『急に意見変えやがった?(^^;』
『凄いやり取りですけれど、つまりは勉強のノートみたいに1人1人調節しながらアドバイス出しているんですか、SUPPLICEさん?(^^;』 『ノート?(^^;』 『ああ、これです。 私のとお嬢様の見比べれば…』 『数学は苦手なんだけれど(^^;』 『いや、ノートの内容と言うか、書き込みと言うか、解説を(^^;』 『…………SUPPLICE?(^^;』 『何?(^^;』 『お前、5人全員別々に書き込みやアドバイスって、完全な特注品じゃんこれ!! しかも全教科!?(^^;;』 『そこはホラ、戯れで(^^』 『お兄さん、私達高校生の苦しみを「遊びと同じレベル」と言い切った!?><』 『だってほら、バンドの時間を出来るだけ確保してあげたかったし(^^;』 『いやいや、SUPPLICEさん。 えっと…これも、揉まれているからですか?(^^;』 『まあ、そうかもね。 音楽も仕事も、本番で「出来ません」じゃ駄目だしね。 慣れだよ、そんなの(^^;;』 『やっぱり凄いですよ(*^-^)』 『有り難う。 でも、コード進行やリズムパターン、メロディとの兼ね合いやヴォイシングとかにも慣れようね。 「出来ません」は駄目だからね(^^』 『は~~い!!』 お喋りしなきゃ気が済まないのですかね、相変わらずの5人でしたし…。

『じゃあ、ギターだともっと柔軟な音の組み合わせで対応してもOKなんですか?(^^』 『OKだね(^^』 『これでもEmって言えるでしょ?』 知り合いが1~5弦をセーハするEmのフォームで1~3弦だけ弾いて、「これでもEm」と説明した訳です。
『そう言えば、LUNA SEAでも「これでこのコード?」って思うのがありましたね。 特にアルペジオで(^^』 『INORANのアルペジオか…まあ、アレも分かり難いと言えば分かり難いよね。 単なるブリッジ扱いで、「入れて良い音じゃなかったんじゃ?」って疑問に思っても仕方ないだろうし(^^;』 『まあ、「それでも成立しちゃうんだから、気持ち良い方が良いじゃん!」でも、意外と成立するよ(^^』 『うん、そんな感じだねアレは。 DejavuのINORANのアルペジオなんて、思いっ切り変だったでしょ?(^^』 『SUGIZOのスライドだらけのフレーズは気持ち良かったですよ(^^』 『うん、分かったから。 お嬢様のフレーズはまた別の話ね(^^;』 『コード切り替わっている感じが無かったですけれどね、アレ(^^;』 『でも、成立はするよ?(^^』 『SUPPLICE、どういう音と音がどう相性が良いかなんて、お前なら教えられるんじゃないの?(^^;』 『比率の計算しよっか?(^^』 『……えっと?』 『いきなり黙らないの。 音階は勿論、メロディや和音って比率で表記し続けられるのは、知っているでしょう?』 『……』 『妹さん達はともかく、お前まで? マジ?(^^;』 『5度圏覚えるのも大変だったんだよ、昔(^^;』 『ピタゴラスさん達に感謝だね(^^』 『「三角形の内角の合計は必ず180°」ですか?』 『そうそう、それを発見した人。 ピタゴラス音律も彼の発明とか言われているの(^^』 『お兄さん、音符の下に数字入れていっても…』 『はい、これ理解出来るようなら、大丈夫だよね(^^』
『SUPPLICE…。 5度圏のスケールとかは良いんだけれど、その下に書いてある数式、どういう意味か分かんねえから。orz』 『何でお前が分からない側に回ってんの!?><』
『同じくです><』 『一寸理解出来ないです(^^;』 『これ駄目なら、本当にコツコツ教えなきゃだね(^^;』

五度圏…興味のある方は「ピタゴラス音律」もWikipediaとかで確認して下さい。 話はそこからと言うか…それが出来ないと話が先に進まないという…。 そして進まなかった「一寸ハードなけいおん!娘達」のギター2人と経験者1名。(^^;

『まあでも、ギターパートは平和な方じゃない? ほら、あそこ(^^;』 『ああ、ドラムの子も腹黒ヴォーカルもバテてるね。 ベースの子は頭抱えているし(^^;;』 『えっと…SUPPLICEさんが担当で良かったです(^^;』 『まるで、「死なずに済んで良かった」な感じだね(^^;;』 『いやあ、同じ目に遭ったら死ぬんじゃねえの? 腕の差見せ付けられて、知識は勿論の事、即興のフレーズもキッチリと差を付けられて、「そんなんじゃ駄目」って駄目出し喰らうんだし(^^;』 『…あの3人のパートはそんなに融通利くもんでもないしね(==』 『ギターで良かったです(^▽^;』 まあ、『私の指導が温いと言えば温いのかな?』って思いましたが…じゃあ、スパルタっぽくやるかどうかだと…。(^^;

『ほら、ベースは安定し続けられないと駄目だよ』 『ドラムもね(^^』 『はぁ~い!!(^^;』 うん。 『2人揃って、一寸楽しんでるなぁ』と思ったけれどスルーしました。 今更ですが、途中から止める気無かったから。(^^;
『まあ、ギターは色々と応用利くから、頑張ろうか?(^^;』 『は~い!!(^^』

『ほら、音程差が激しくても綺麗に合わせる♪』 『…はい(^^;』 『即興でやれとは言えないけれど、まず慣れる! ヴォーカルは一朝一夕で成立するパートじゃないの!♪』 『はい(^^;』
『えっと…ギターはそんなに地獄じゃないからね?(^^;』 『分かってます!!(^^』 『SUPPLICEの同期や先輩達と考えれば納得のスパルタ(^^;』 『うるさい。 つーか、フォローに入れよ(^^;』 『昔を思い出しますね、SUPPLICEさんのベースのレクチャーは…(^^;』 『お姉さん、正座(^^』 『はい!><』 お姉さんは黙っていればいいんです。
『じゃあ、さっきやった音の響き方のおさらいしてみようか? そこから自然と選ぶべきコード進行とかリズムパターンが分かって来るから。 厳密に言えば違うけれど…テンションコードはそこにアクセント加えた感じと思えば良いから、現状なら(^^』 『は~~い!!』 『SUPPLICEは教師になった方が良かったんじゃねえの?(^^;』 『嫌だよ、あんなの』 『あんなの…(^^;』 『お前なら、私の親戚や知り合いに教師を生業にしている奴のが多いはの知ってるだろ?(^^;』 『そういやそうだな。 そもそも、お前は教員免許も持ってたしな(^^;』 『親戚も最近の状況に頭抱えていたなぁ(^^;;』 『へ~え(^^』 『2人とも、おさらいは?(^^』 『すぐにやります!!(^^;』



前編でこれですから、後編の部分でも結構酷かったです。 ただまあ、偶には私以外の講師役を味わうと面白いし、効率良いんですよね。 後半も色々とやり取りがあって、書き上げるのも精神的にキツかったですが。(^^;
まあ、それは措いておいて、後からアップされる後編は後編で楽しんで下さい。(^^



それではこれで。<(_ _)>

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「あなたの『節約ごはん』は?」

「あなたの『節約ごはん』は?」ですか…。(^^;
いや、節約専用のメニューなんて、私には無いですよ。
その日その日で、帰りにスーパーで安く売っている物を選んで節約すれば良いんですから。(^^;
節約用のレシピを考えても、それで栄養バランス等の諸々も条件が崩れれば体調も崩す訳で…そうなれば節約した意味無いですからね。><

やっぱり、食べ物と言うのは多少手間が掛かってもキチンとした内容の物を摂るべきなんです。
「体壊して治療費で数万飛びました」では節約にはならないです。 レシピはアドリブでも良いので、色々考えないと。(==



それではこれで。<(_ _)>

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こんにちは!トラックバックテーマ担当の木村です。今日のテーマは「あなたの『節約ごはん』は?」です。冬真っ盛りで、寒い!フトコロも、寒い!私のフトコロが寒いのは私だけかも?まぁ冬に限った話ではありませんがということで本日のテーマは「節約ごはん」。常に財布に厚みのある人には無縁のものかもしれませんが、そういうリッチさんも昔は節約することもあったかと思います私は常に節約生活ですが、皆さんが「今日はごはん...
トラックバックテーマ 第1595回「あなたの『節約ごはん』は?」


暴力やパワハラ、いじめや体罰が文化? 全日本柔道連盟からの園田監督の戒告処分。―とあるSAのログオフ記192

昼食の時に、ビックリのニュースがあったので、今回はこの記事です。(^^;

全日本柔道連盟は30日、東京都文京区の講道館で会見を行い、国内女子のトップ選手15人から暴力やパワーハラスメントがあったと告発された女子日本代表の園田隆二監督(39)らを戒告処分にしたと発表しました。
園田監督と言えば、昨年のロンドン五輪で金メダルを獲得した松本薫選手と抱き合って喜ぶシーンが印象的でしたが、それについてもどうやら「怪しい」なんて言うレベルのものじゃない様ですね。 パワハラも、「選手としての生殺与奪権」を握っていたからと言うレベルらしいですからね。(^^;


会見には小野沢専務理事と村上事務局長が出席しました。 小野沢専務理事は騒動を謝罪した上で『選手の訴えはほぼ事実であると判明した』と説明していました。 園田監督とコーチからも調査をし、今月19日に処分を言い渡したと発表しました。 そのうえで『二度ともしこういうことがあった場合には、厳正に対処すると話した』とし、同監督を含む指導陣を交代させない方針を明らかにしたみたいです。

園田監督柔道女子日本代表選手達に体罰

今更公表するのって、どういう事なのかと思いますがね…。
時期が時期なら別の意味で大問題だからですかね?
こんな状況で日本のスポーツ界に未来ってあるのですか?(^^;
 メダルの数では良かったかも知れませんが、「質が落ちている」という意見も聞きますね。
でも、これが事実ならそれは必然でしょう。
選手達の才能や能力が伸びる訳無いですよ。(^^;;


園田監督については、去年の夏のロンドン五輪代表を含む国内女子柔道のトップ選手15人が、同監督やコーチによる暴力等があったとして、連名で告発する文書を昨年末に日本オリンピック委員会(JOC)に提出していたことが29日に判明していたみたいで、選手達は五輪へ向けた強化合宿中の練習などで平手や竹刀での殴打や暴言、ケガをしている選手への試合出場の強要等があったと訴えていたと…。 他にも、全日本柔道連盟は2010年8月~12年2月までの間に、園田監督に関する5件の暴力を把握していたそうです。 胸を小突く、平手で頬を張る、蹴るなどの行為があったそうです。 処分を受けたコーチは「男性」であること以外は公表しない。 告発した選手名も明らかにしない方針だそうです。
08年11月に全日本女子の監督に就任した園田監督は選手との対話も行い、合宿では「食事会」を開催し選手との親睦の場を設けて来たと聞きます。 その一方で、昨年の国際大会で選手を平手打ちしながら叱る同監督に対し、欧米のコーチが制止する場面を目撃した関係者も居るみたいですね。 他国のコーチが制止に入る時点で尋常じゃなかったでしょうね。 また、その指導で選手が負傷していたみたいです。 その選手に対しては昨年11月の時点で謝罪文を出し、お互いに理解したことになっていたとか…。 本当にお互いが理解していたかも疑わしいですが…。

昔、『不倫は文化だ』と言った有名人が居たらしいですが、『今では暴力パワハラいじめ体罰が文化』みたいですね。 TVのニュースでも確認する限りだと、相手を暴力で服従させ、自分の思い通りの結果が出なければ更に暴力を振るうのが指導で、他国のコーチが制止に入らなければいけない状況になるらしいですね。
日本の女子トップ選手達による異例の行動には、旧態依然とした柔道界の体質が背景としてあったのですかね? 「愛の鞭」が正当化される時代ではないですし、そもそも「愛の鞭」なんて加減を間違えたら選手の成長は期待出来ず、折角の才能も潰れて終わります。

なんでも、体罰いじめとする「いじめ防止対策基本法案(仮称)」の骨子案に現場の教師達が猛反対していたらしいですが、暴行を行わないと教育出来ないと言う状況みたいですね。 今回のスポーツの園田監督にしろ、学校のあり方で問題になる教師陣達にしろ、指導や教育を行う側が大人では無いのでしょうね。 子供以下の精神構造でどういう風に指導や教育を行っていくのかを考えると、現在の日本にいる人材は単に「潰されているから、将来にも期待出来ない構造」に思えて来ますね。(^^;



それではこれで。<(_ _)>

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日米の新たな懸案材料? 初期納入のF35A(ライトニング2)、4機が防衛省の要求性能すらクリアしていない? ―とあるSAのログオフ記191

はい、今回もタイトル通りです。(^^;
今回は軍事ネタですが、少し変な記事だったので書いてみようかなと…。
詳細はこちらから

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130127-00000070-san-pol

何でも、日本政府が米国から2017年3月末までに引き渡しを受ける次期主力戦闘機F35Aの最初の4機の性能が、「防衛省の要求を満たさない」とアメリカ防総省の年次報告書で明らかになった、と。 先の日米外相会談でもF35の問題が初めて取り上げられて、実戦配備が不可能となる事で「日米の新たな懸案」に発展するかも知れないというニュースらしいです。
で、まず、その記事では、F35Aが搭載予定の最新ソフトウエア「ブロック3」には、短射程空対空ミサイル等を装備出来る最終型のF型と、このミサイルが搭載出来ないI型の2種類が紹介されていたのですが…何でも、2012年の年次報告書は国防総省試験評価局(DOT&E)が今月中旬、議会に報告したもので、日本へ引き渡す機種に搭載されるソフトウエアは、「ブロック3I」と明記されていたと…。 至近距離での対空戦に不可欠の短射程空対空ミサイルを装備出来ず、実戦配備不可能であることが明白になったと…。 そんな内容です。 まあ、そこまでは良いんです。
ただ、このニュースも少し変な感じがするんですよね。 いきなり実戦配備なんて出来ないですし、最初の4機は試験運用で導入の筈…。 アメリカの海兵隊等も「ブロック3I」の段階で導入して運用の筈ですし、アメリカ側もまだアップデート出来ていないですがね。 どういうニュースなんでしょうね?(^^;
現段階では、試験導入の4機に関して3Iがインストールされているというだけで、契約上最新のソフトが付属する事になっている筈ですから…パソコンで言えば、『現状ではWindouws8搭載用の機種に7をインストールしていますが、後から8に無料でアップデートします』と言うだけの筈ですが…。(^^;
『ステルス機でステルス性能が大幅にスポイルされるであろう短射程空対空ミサイルを外付けしてからドックファイトの訓練をしよう』と言う事ですかね? 胴体部分にあるF22譲りの専用のウエポンベイでの運用はそのままなのですから、最終的な実戦配備での重武装状態を最初に持って来られても…。 後、主力空対空ミサイルであるAIM120(AMRAAM)は搭載出来るみたいなので、大丈夫な気もしますが…。(^^;
もっと言うと、「至近距離での対空戦は出来るだけ避ける運用」が前提の設計じゃないですか? F35F22等のステルス機は。(^^;;

最初の4機は実験機扱いの筈です。 配備されたとして、運用訓練も無いままで、すぐに実戦運用出来る訳が無いです。 ただ、問題は整備面も含めてアップデートに対してスムーズに対応出来るのかどうかと、パイロット達が「ブロック3I」から「ブロック3」にスムーズに移行出来るかどうかでしょうかね? 一体何が起こってのこの報道なのでしょう…。 他の所で何かあったのでしょうか? ボーイング787みたいに。 F35もデジタルの塊な筈ですし…。(^^;

F35、デジタルの塊

動画みたいな形でタッチパネルの多様でデジタルの塊になったF35ですから、そこは初期の試験運用でどうなるか気になりますね。
ボーイング787みたいにならないで欲しいです。(^^;


さて、ニュースの記事を基にして書くと、F型は最大高度5万フィート(約1万5千メートル)とI型の4万フィートを上回る性能を持ちます。 I型は、実戦向けではなく訓練用とされる前段階の「ブロック2A」と同程度の性能にとどまります。
でも、去年の夏、民主党政権は政府答弁書で『防衛省の要求する期限までに、同省の要求する性能を備えた機体が納入される』と明記し、F型の納入が可能として予算計上。 安倍政権もこれを引き継いだ訳です。
報告書の内容も、気になる点はありますね。 度重なる機体の不具合から、加速や旋回性能を当初の設計から下方修正するとした箇所です。 ただ、日本は飛行テストを行わずに書面審査だけで機種選定した為、性能低下のリスクは全て日本側の負担となるので、選定のあり方については考えさせられますね。

今回の「ブロック3I」ではなく、他の箇所の性能低下はかなり前の事なのですよ。 後述しますが。

さて、沖縄県・尖閣諸島付近上空では、急増する中国戦闘機へのスクランブル対応で、疲労寿命が決まっている航空自衛隊のF15戦闘機の飛行時間が急増してます。 故に、戦闘機の近代化や防空網の穴埋めが急務となっています。 ただ、F35を巡っては、カナダやオーストラリアなど同盟国が調達を見直し、共同開発国のトルコや次期主力戦闘機として導入を狙う韓国も先送りの動きを見せています。 今月18日の日米外相会談でも、この問題は取り上げられましたが、複数の日米関係筋は『中身はもちろん、議題になったかどうかも言えない』としていますよね。 まあ、当たり前なんですが。 中身を話したら、とんでもない規模の機密漏洩でしょうからね。(^^;

ただ、性能の低下については、以前から懸念されていました。 特に、去年の6月末から7月頭頃が賑やかでしたね。
防衛省が購入するアメリカのF35戦闘機について、機体の不具合から米国防総省が性能を下方修正することを決めたことが分かったと報じられたものの、防衛省は『アメリカ側から何も聞いていない』として、予定通り新年度予算で2機を308億円で購入する方針であると報じられたと記憶しています。
元々は、アメリカの航空専門誌「フライトグローバル」(電子版)が6月14日に報じた記事からでしたね。 アメリカ防総省は省内の「運用テストと評価」に基づき、音速に近い速度で飛んだ場合の加速性能を8秒減速させ、旋回時の荷重を5.3Gから4.6Gに引き下げることを決めた…そういう趣旨で報じられたのです。 何でも、水平尾翼に問題があるとされるらしいのですがね。

さて、これらの項目の性能引き下げは、戦闘機の生命線の飛行運動性が低下することを意味する訳ですね。 これらの性能は機種選定の重要な要素で、当初の性能を下回れば、選定の正当性は疑われる事態となるのです。 で、実際に「フライトグローバル」の記事は事実でした。(^^;
さて、防衛省は機種選定の際、最終的な候補となった3機種(F35、ユーロファイター、F/A18)について、各国から提案された性能、価格を比較してF35に決めています。 ただ、書面審査で十分として飛行テストは行わなかったのです。 寧ろここが痛いですね。 生命線ですから。 相手のレーダーに捕捉される前にミサイル発射して撃墜する。 そういうBVR(Beyond Visual Range、日本語では「目視外射程」)が当たり前で、ドックファイトをさほど重要視しなくても、BVRによるミサイルでのヒットアンドアウェイを実行する際に戻る時が問題になりますからね。 上記の「音速に近い速度で飛んだ場合の加速性能を8秒減速」は離脱する際のリスクは増している訳で…。(^^;
まあ、詳細はそういう軍事コラムを専門に扱っているサイトで確認すると良く分かりますよ。 思いっ切り詳しく書いている所は凄いですから。(^^;
さて、12年度予算での購入分、F35の価格はアメリカ側の提案価格を上回る1機102億円となり、新年度分は1.5倍にまで高騰して154億円です。 更に性能低下したのですから、機種選定時に示された主要条件が全て変わる事になる上に、2017年3月末に導入し、それ以降の運用を上手く練らないといけなくなる訳ですね。 予定と変更になった分がある以上は。

更に中国が設計したと言われるJ20J31の件も加味すると、結構危ないんじゃないですかね? 中国は空母も持った訳ですし。 その上、この2種類の戦闘機にまつわる逸話としては、2012年3月11日、イギリスのサンデー・タイムズ紙で、『中国のハッカーがBAEシステムズのコンピューターに侵入し、1年半に渡ってF-35に関する情報を盗んでいた』と報じられました。 もう、心配とかそういうレベルじゃないですよね?(^^;;
アップデートが後から実行させるので良いとしても、基本となる性能が駄々漏れですからね。(^^;;

J20J31はWikipediaで検索してみると面白いですよ。 案外航空機に興味を持つ人はそこから専門のサイトに行けば良いと思いますし。
J20 : http://ja.wikipedia.org/wiki/J-20_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)
J31 : http://ja.wikipedia.org/wiki/J-31_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

さて、去年賑やかだった問題としては、防衛省が24年度予算に訓練用シミュレーター等の関連経費を加え約600億円を計上した件でしょうか。 F35の先行納入4機の契約に伴う価格上昇分は運用上支障が無いスペア部品やシミュレーター関連備品等の調達を先送りする事により予算の枠内に収めると言う事でした。 この1機当たりの価格高騰は痛いですよね。 「F4戦闘機の後継機」として最終的に42機揃える予定となっていますが、本当はもっと数を揃えないといけないのに。(^^;
因みに、当時、価格が高騰したのは、機体の不具合や搭載ソフトウエアの国際共同開発のスケジュールが遅れている事に加え、アメリカ政府が1月に調達計画の一部先送りを発表した事により、大量生産の目途が立たない為でした。 日本政府は、アメリカ側に提示価格の厳守を求めていましたが、アメリカ軍の調達価格とほぼ同額だったこともあり、『価格上昇は米国の調達計画先送りに伴う正当な理由』(防衛省幹部)と判断しています。
防衛省は「F4戦闘機の後継機」として最終的に42機を調達する計画でしたが、2012年の6月時点で価格高騰が懸念されていました。 また、開発の遅れにより、最初の4機が納期の28年度末までに納入出来ない可能性もある事も指摘されていました。 まあ、それは現状では何とかなる事になりましたが…これから軍備面でも不安が一杯ですね。 勿論、軍備は使わずに済むのならそれが一番なのですが。


ただ、今回の件に関して言えば、民主党政権時に行われた時期戦闘機選定の詰めの甘さが露呈した形ですかね? どこをどう考えて、今回のFXの選定基準で良いとしていたのか…。 書面審査だけって、よく出来ましたよね。 それだけ官僚を管理出来ていなかったって、事ですからね。(==
で、F35については、カナダやオーストラリアなど同盟国が調達を見送るなど、ことごとく調達の失敗が伝えられています。 その一方、F22は先端技術の塊として、輸出禁止が議決されて、西側同盟国の戦闘機の近代化にストップが掛かっている形ですからね。
ただ、今の状況なら、日本がF35を調達するのは当たり前でしょうし、それ自体は良いと思うのです。 ただ、F3の計画は重要でしょうね。 最先端技術の開発とフィードバックは現状では命題ですから。
去年の10月頃、アメリカの「Aviation Week & Space Technology」電子版は『日本が2016~17年にF3戦闘機の開発をスタート』と報じましたよね。 まだまだハードルが高いみたいなのですが…。 2010年頃、防衛省は「i3 FIGHTER」と呼ばれる開発プロジェクトを明らかにしています。 このプロジェクトは、未来の作戦機に向けた先進技術の集約が狙いで、米国の次世代戦闘機計画に貢献するためのプロジェクトみたいですね。 防衛省技術研究本部が「i3 FIGHTER」開発の陣頭指揮をとっていた筈です。 F3の計画では、日本は5年以内に(去年の10月報道時で)国産戦闘機の開発に取り組む計画で、2027年までにF3戦闘機の生産を開始するのが目標らしいです。 防衛省はステルス技術と独自の強力なエンジンで、国産戦闘機の生産に向け基礎を築きたい考えなのでしょう。 既にIHI(石川島播磨)が推力15トンクラスの実証エンジンを開発し、三菱重工が縮小サイズの先進技術実証機(ATD-X)「心神」の組み立てを開始していますしね。 先述した「Aviation Week & Space Technology」の記事によれば、防衛省の計画では、実証機の開発は2016~17年に開始、第1号の試作機が2024~2025年に飛行予定らしいですしね。 量産は2027年から開始し、2030年代前半から三菱重工製攻撃戦闘機F2の後続機として、2030年後半からはボーイング社製戦闘機F15Jの後続機として導入予定だとか。

基本的に日本は色々な制約が多いのですが、それを抜きにしても先進技術の集約と言うのは「技術力でしか生き残れない日本」が有る程度は自主開発するのも当然でしょうね。 まあ、先にスパイ防止法等が必要でしょうけれど。 ただ、「為せば成る、成らぬは人の為さぬ成りけり(上杉鷹山))…と言っても、「言うは易く行うは難し」なのでしょうがね。(^^;
自主開発がハードル高いと言っても、あの中国がステルス戦闘機を2機作ってしまった以上、日本は日本で『これ位の物は作れるし用意出来るよ』と見せ付けなければ意味が無いでしょう。 一時的に円が安くなったから経済が何とかなると言う訳でも無いでしょう。 長期的に続くのなら、それに越した事は無いですが。 日本は日本で、宇宙開発でも航空機産業でも、レーダー技術、その他どの分野でも「技術力で生き残る」事を示さないといけないで駄目しょうしね。 今の時代、世の中本当に大変です。(^^;



それではこれで。<(_ _)>

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体罰はいじめ! 自民、対策法案「いじめ防止対策基本法案(仮称)」を提出へ。―とあるSAのログオフ記190

こんにちは。 タイトル通りです。(^^

最近ニュースでいじめ体罰の問題をよく目にします。
ニュースをチェックしていたら、最近よく報道されている学校でのいじめ体罰の問題で気になったと言うか、思うところあったので、今日の記事はこれです。
予定通りアップされていますかね?(^^;


学校でのイジメの深刻化を踏まえて自民党が検討する「いじめ防止対策基本法案(仮称)」の骨子案が26日に判明したという事です。 まあ、27日の昼間にニュース記事で読んで、一寸した合間に書いているのですが…。(^^;
さて、今回の対策法案である「いじめ防止対策基本法案」では、教諭による体罰もイジメと位置付けたようです。 その他、死亡や大怪我、長期欠席を伴う「重大事案」については隠蔽を防ぐ為に学校から市町村長らへの報告を義務化しているのが特徴みたいですね。 野党とも調整し、超党派の議員立法として28日召集の通常国会での成立を目指すとか。


いじめ防止対策基本法案(仮称)

2012年11月28日に公開されていましたが、『総合的ないじめ対策を実施します』と謳っても、総合的ないじめ対策って可能なんですかね?(^^;


最近の「大阪市立桜宮高のバスケットボール部主将が体罰を受けた後に自殺した問題」等を受け、再発防止へ法整備を急ぐことになったみたいです。 尤も、あの自殺問題が無ければ急がなかったとも取れるのが一寸嫌ですがね。 自民党教育再生実行本部の馳浩副本部長らが主導して、安倍首相や有識者で構成する政府の「教育再生実行会議」の議論も踏まえて、近い内に最終案を取り纏める段取りらしいです。 2月中の国会提出を想定しているみたいですね。
また、骨子案は、いじめを「児童、生徒に対して一定の人的関係にある者が行う心理的、物理的な攻撃で、児童らが心身の苦痛を感じているもの」と定義したそうです。 これにより教諭の体罰やインターネットの悪質な書き込みもいじめと認められます。 体罰は暴行罪で通用する筈ですがね、今のままでも。(==


例の「大津市の中学校2年の男子生徒の自殺」で浮かび上がった学校や教育委員会の「事なかれ主義」に対応する必要があるとの観点から、重大事案を把握した学校側には自治体首長への報告だけでなく、調査組織の設置を求めたそうです。 求める前に、色々と公表して、対策練って、キチンとした措置を取れなかったどうかが疑問ですがね。
この法案では、いじめで生命の安全が脅かされる際に「学校は直ちに警察に通報する」と明記しています。 いじめをした児童、生徒を学校教育法に基づいて出席停止にする措置の活用も規定しているのも特徴ですね。 いじめ防止策としては、子供の相談を受けるスクールカウンセラーの配置促進など相談体制の強化を国、自治体に要請。 政府はいじめ防止の基本方針をようやく策定すると…。 遅いし、温いし、根本的な部分は何一つ解決出来そうに無いですが、現状が異常である以上、もうこれ位しか無いのでしょう。(==


長々と書いていますが、こんなものを法律の追加で何とかしない限りどうしようもない現状が異常です! 要は、その場にいる人間達の認識の問題です!! 誰にも目撃さえされていない案件とかは別としても、「大津市の中学校2年の男子生徒の自殺」も「大阪市立桜宮高のバスケットボール部主将が体罰を受けた後に自殺」も誰がどこからどの様に見ようがアウトだった筈。 「いじめと呼ぶには度が過ぎる犯罪」や「教諭による日常的な暴行」を見過ごせる精神状態になるまで放っておく学校側の対応も異常なら、最近の学校と言う施設のあり方も異常ですから。(==
引き合いに出した2つの事件、簡単に纏めても前者は「暴行、集団暴行、傷害、恐喝、脅迫、器物破損、犯罪教唆」です。 自殺した後は事件の隠蔽工作…。 現状では「過失による殺人」が適用出来るかどうかが焦点になっている「とんでもない話」です。

で、後者は「暴行、傷害」ですか。 体罰って暴行ですからね。 立派な犯罪です。(^^;
「この法案が提出されて通るからどうのこうの」じゃないのです。 暴行を日常的に行なって、暴言浴びせて、「大会で良い成績を出した実績」程度が免罪符として罷り通っていた、と。

ブログ用に凄く端折って書いても、「暴行、集団暴行、傷害、恐喝、脅迫、器物破損、犯罪教唆等を行い、人1人を死に追いやった中学校生徒達」と言う事件と「暴行、傷害を続ける事で部活動の大会の成績を維持しようとした挙句、生徒を自殺に追いやった教諭」と言う事件ですね。 ほんの一時期だけ行なわれて、すぐに改善した問題とかじゃないですからね? 長期間です。 こんなのが長期間行なわれていたなら、学校内の生徒や教職員達にとっては周知の事実の筈です。 その間、どれだけ関係機関や教師、教師以外での大人達に駆け込まれたのか等を考えれば、異常としか言えないですね。 本当に誰も知らなかったのなら、全学校のありとあらゆる所に監視カメラを設置して、その映像をチェックする機関の設置こそが必要だと思いますがね。(^^;
まあ、知っていたと思いますがね。(==

引き合いに出した件以外にも色々あると思いますが、状況からすれば、直接いじめた生徒達や体罰と称した暴行を行なった教諭以外の関係者も共犯でしょうに。 知っていて見過ごしていたのですから。
現在の学校の教諭も関係者の方達も生徒達も、異常なんですよ。 「大阪市立桜宮高のバスケットボール部主将が体罰を受けた後に自殺」したケースでは、人が1人死ぬまで誰も問題にせず、あろう事か「スポーツ枠での今年の入試」や「今の体育科のままで良い」と言う生徒達が声明を出しましたね…。 桜宮高の生徒会が全生徒に呼びかけて署名集めてとかでなかったのが救いですかね。 それやっていたら、桜宮高校そのものが危険であると発表する様なものですから。

実際、あの声明とやらは正気を疑う行為ですからね。 でも、彼らは正常なつもりでしょう。 正常ではないままで。
一寸前の所で、「「いじめと呼ぶには度が過ぎる犯罪」や「教諭による日常的な暴行」を見過ごせる精神状態になるまで放っておく学校側の対応も異常なら、最近の学校と言う施設のあり方も異常ですから。」と書いた筈です。 どちらのケースも、最初は、誰もが「これは問題では?」と感じたと思います。 でも、人間って慣れるんですよね。 行為の善悪を問わず、慣れてしまうものです。 慣れ切ったから、人1人死ぬまで誰も何も気付こうとはしないし、教諭が体罰と言う名の犯罪をしていると言う事も見逃せる。
もうずっと前ですが、オウムによる「地下鉄サリン事件」という無差別テロ事件が起こった事がありました。 あれが起こっても、暫くの間は「自分達は正しい」とか「正常だ」とか…「救済を訴えていた信者達」と「引き合いに出したケースの学校関係者や生徒達」はそっくりだと感じています。 まあ、その時はまだまだ小さかったのですが、それでも彼等の姿は異様でした。
最近のケースって、「伝統」とか「いつもそうだから」で特定の生徒を追い詰めて行ったら、本当にポアしてしまったと。 殺してしまったとしか聞こえないですから…。


ただ、こういう問題って人間社会では付き物なんですよね。 法案どうこう以前に、「自分達が今の自分達の周囲の環境が全て正常であると思わずに、疑問を抱きながら過ごす」もしくは、「常にifをイメージして生活する」しかないですよね。(^^;
実際、法案のニュースを読んだ時、最初に感じた事は『最初からそれが出来てさえいれば、出なくて良い犠牲も出なかっただろうし、こんな無粋な法案を対策にする必要も無かったろうな』でした。
今更、『他人を思いやろう』なんて書きません。 小学校の低学年までの方がこの記事を読んでいるのなら是非とも思いやって欲しいですが、「他人を思いやる」とか、そういうのは「教育に行く前の段階」なのです。 私も他人の事は言えないですがね。 少なくとも『私は誰に対しても思いやりを持っていて、優しく接する人間だ』と言える勇気は無いです。 私は、悟りか何かに目覚めて聖人か何かになった訳でもなく、煩悩やら下らない悩みを山程抱えて日々を送っておりますから。 ただ、『自分達の今の環境や行為って本当に正常かどうか確認しながら生活していくしかないなぁ』とは思いますね。 法案の記事ですが、あの条項を追加しなければならない程に酷い状況なのだと、「桜宮高の生徒達の声明」があったから再認識したばかりなんです。 要は、認識の問題なんですよね。 本当に恐ろしいです。 現状に慣れるのも…。 環境に慣れるというのは「良い事」なのか「悪い事」なのか、どっちなのでしょうね?(^^;




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