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体罰の否定派と容認派での興味深い傾向―とあるSAのログオフ記193

タイトル通りです。 何故か今回も体罰問題です。 先日、あれだけ手抜き記事書きますと豪語したのに。(^^;
まあ、意外と言えば意外なアンケート結果が出ていたので…それで。(^^;
毎日新聞が2月2日と3日に実施した全国世論調査で、「大阪市立桜宮高校で男子生徒が体罰を受けた翌日に自殺した問題」に関して、体罰について調査した所、「一切認めるべきでない」との回答が53%と半数を超えたらしいですね。

その一方で、「一定の範囲で認めてもよい」との一部容認派も42%を占めたらしいです。

ただ、世代や年齢別で色々と傾向があるみたいですね。
男女別だと、男性の「認めてもよい」は54%で、「認めるべきでない」の43%を上回るそうです。
女性の「認めるべきでない」は62%。 「認めてもよい」の32%を大幅に上回り、男女別でハッキリとした差が出ています。


意外だとか、面白いと言うよりも、世代と性別での傾向と言うものがあるみたいですね。 年代別では20代と30代で「認めてもよい」が、「認めるべきでない」より多かったそうです。

橋下徹大阪市市長が同校の来年度の入学試験(体育系2科)を中止する様に求めた事に対しては、「支持しない」が53%で、「支持する」の40%を上回ったとか。

一寸、意外と言えば意外だったんですよね。 進学の問題が関係するとは言っても…。(^^;
この問題の当の担当顧問は体罰について『選手の気持ちを発奮させたかった。 試合でミスが続くと、叩く事で、良くなる事がある』と言っていた筈です。 問題発生後も、「何をどうするか?」等の学校側のこれからの対応も曖昧です。 そんな状態で「生徒が危険に晒される事は無い」と言い切れない筈なのに反対と…。 まあ、今回は教育委員会側の対応の不味さが際立っていましたね。 考慮するべきポイントは有るには有るんでしょう。(^^;
ただ個人的には、体罰が良いか悪いかを今更論じて、ある程度の体罰が必要と思う位なら、生徒の保護者に『体罰の結果、自分の子供が自殺を選んでも仕方の無い事です。 その結果を受け入れます』と念書を書かせるべきでしょうね。 進学がどうこうとかが問題なのではないと思います。 こういうケースは。
学校ですからね。 生徒の安全は保障しなければならないのです。 『入れた結果、生徒の将来を潰しました。 生徒を1人死なせてしまいました』では、学校として機能する筈もないのです。 難しい問題があるとしても、対策を取れないのなら学校として存続させる訳にはいかない位の事例の筈です。 体育科だからとかじゃないです。 対策を明言出来ない状態では、授業だって成り立ちません。 部活動の範囲なら尚更でしょう。 頼むから「対策はこうです!」と、きちんと出して欲しいですね。
どんな事をしてもそのスポーツを続けると言う人なら、それでも「充実したトレーニングを受けられる所」に行くでしょう。 意地でも。 自腹切ってでも。(==
よく、色々な問題で「自己責任」と言う言葉で完結させたい旨の意見を見掛けますが、スポーツの活動だけが聖域な筈が無いでしょう。 部活動は学校が学校として機能している上で、ようやく認めて貰えるのですから。 本来は「おまけ」です。 「自己責任」とやらでスポーツを続ければ良いのです。


とまあ…そう思ったので軽く纏めてみましたが、昔ながらの日本型の組織って所謂体育会系を好みますよね。 「体育会系は駄目!」などとは言いませんが…上司より先に部下が帰ることは許されなかったり、サービス残業は当たり前だったり、パワハラによって上司が部下を精神的に支配する事を管理と呼ぶ会社なら幾らでもある様ですし…。 と言うか、この前も社員に無茶させて、過労が原因で自殺させた会社が有りましたね。 労災認定されましたが。(==
体罰が必要という意見が多いのも「だからこそ」なのでしょうかね?
ただ、件のアンケート20~30代を除くと、結構な割合で体罰容認の声が小さくなるみたいです。 要は私自身が今の20~30代の傾向では無いのと、どちらかと言えば女性寄りの考えなのでしょうかね? 知り合い達からは『一寸したアンケート1つで、そこまで詳しく自分を分析出来たら世話ない』と言われそうですが…。(^^;
まあ、女性は産みの苦しみも、子育ての大変さも、男性に比べればずっと深刻な問題ですし、必然かも知れませんね…。 で、それで「私は男性なんですけれども?」とか思いますけれど…。(^^;


でも、最後の最後まで引っ掛かる所があるのです。
体罰を「一定の範囲で認めてもよい」と言う人達です。 彼らが悪いとか、そういう事は言いません。 言わないと言うか、そういった意見を否定しに掛かっても意味無いですからね。 労力の無駄な上に馬鹿馬鹿しい行為です。
ただ、「一定の範囲」ってどこまででしょうね? 最近、特にその体罰と言えるか言えないかのでは「言えない」とはっきり言える所まで踏み込む事例が相次いでいるからこそ、心配されているテーマですしね。 「何でも有り」と言う人はいないでしょう? 私はまだ独身ですが、「何でも有り」ならどんなに出費したとしても、自分の子供を学校に預ける事は出来ないですしね。 『学校には武装して行け』とも言えませんし…。 武装して行って良いのなら、『教師が危ない事をしたら、いつ如何なる時でも、躊躇せずに銃の引き金を引け』と言う所まで行きそうですからね。(^^;
悪い意味でのアメリカじゃないんですよ、日本は。(==
ただ、最近のケースは躾と言う意味の体罰どころか、暴行or集団暴行、人権侵害、傷害沙汰ですからね。 躾を教師が代行して居る次元じゃないでしょう? 指導が必要と言って、「すぐに体罰と言う言葉でごまかしながら暴力を振るう教師もいる」って分かった事ですしね。 まあ、世の中の大多数の教師がそうでない事位は自分の知り合いを見ても、近所の学校に通学する光景を見ても何となくは分かりますよ? 世の中の大抵の人だって、そうだからこそ、未だに温かい目で子供達を見守りながら学校へ行かせているのでしょう? ただ単に、「そうでない人間」が教師に混ざっていると…。
ただ、先述した「最後まで引っ掛かっている所」ですが…仮に、生徒が自分の身内だった場合だとどうなのでしょうね? 『ここまでなら、自分の身内である生徒を心身ともに傷付けられても「問題とは致しません」と言うのか?』は気になります。 どこまでなら「一定の範囲」で、その権限を学校の教師達に持たせても良いのでしょうかね? 大抵の場合は問題無いとしても、万が一という意味で…。
長くなりましたが、長くなった所で何一つ愉快な事でも無いので、今回はこの辺で。



それではこれで。<(_ _)>

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暴力やパワハラ、いじめや体罰が文化? 全日本柔道連盟からの園田監督の戒告処分。―とあるSAのログオフ記192

昼食の時に、ビックリのニュースがあったので、今回はこの記事です。(^^;

全日本柔道連盟は30日、東京都文京区の講道館で会見を行い、国内女子のトップ選手15人から暴力やパワーハラスメントがあったと告発された女子日本代表の園田隆二監督(39)らを戒告処分にしたと発表しました。
園田監督と言えば、昨年のロンドン五輪で金メダルを獲得した松本薫選手と抱き合って喜ぶシーンが印象的でしたが、それについてもどうやら「怪しい」なんて言うレベルのものじゃない様ですね。 パワハラも、「選手としての生殺与奪権」を握っていたからと言うレベルらしいですからね。(^^;


会見には小野沢専務理事と村上事務局長が出席しました。 小野沢専務理事は騒動を謝罪した上で『選手の訴えはほぼ事実であると判明した』と説明していました。 園田監督とコーチからも調査をし、今月19日に処分を言い渡したと発表しました。 そのうえで『二度ともしこういうことがあった場合には、厳正に対処すると話した』とし、同監督を含む指導陣を交代させない方針を明らかにしたみたいです。

園田監督柔道女子日本代表選手達に体罰

今更公表するのって、どういう事なのかと思いますがね…。
時期が時期なら別の意味で大問題だからですかね?
こんな状況で日本のスポーツ界に未来ってあるのですか?(^^;
 メダルの数では良かったかも知れませんが、「質が落ちている」という意見も聞きますね。
でも、これが事実ならそれは必然でしょう。
選手達の才能や能力が伸びる訳無いですよ。(^^;;


園田監督については、去年の夏のロンドン五輪代表を含む国内女子柔道のトップ選手15人が、同監督やコーチによる暴力等があったとして、連名で告発する文書を昨年末に日本オリンピック委員会(JOC)に提出していたことが29日に判明していたみたいで、選手達は五輪へ向けた強化合宿中の練習などで平手や竹刀での殴打や暴言、ケガをしている選手への試合出場の強要等があったと訴えていたと…。 他にも、全日本柔道連盟は2010年8月~12年2月までの間に、園田監督に関する5件の暴力を把握していたそうです。 胸を小突く、平手で頬を張る、蹴るなどの行為があったそうです。 処分を受けたコーチは「男性」であること以外は公表しない。 告発した選手名も明らかにしない方針だそうです。
08年11月に全日本女子の監督に就任した園田監督は選手との対話も行い、合宿では「食事会」を開催し選手との親睦の場を設けて来たと聞きます。 その一方で、昨年の国際大会で選手を平手打ちしながら叱る同監督に対し、欧米のコーチが制止する場面を目撃した関係者も居るみたいですね。 他国のコーチが制止に入る時点で尋常じゃなかったでしょうね。 また、その指導で選手が負傷していたみたいです。 その選手に対しては昨年11月の時点で謝罪文を出し、お互いに理解したことになっていたとか…。 本当にお互いが理解していたかも疑わしいですが…。

昔、『不倫は文化だ』と言った有名人が居たらしいですが、『今では暴力パワハラいじめ体罰が文化』みたいですね。 TVのニュースでも確認する限りだと、相手を暴力で服従させ、自分の思い通りの結果が出なければ更に暴力を振るうのが指導で、他国のコーチが制止に入らなければいけない状況になるらしいですね。
日本の女子トップ選手達による異例の行動には、旧態依然とした柔道界の体質が背景としてあったのですかね? 「愛の鞭」が正当化される時代ではないですし、そもそも「愛の鞭」なんて加減を間違えたら選手の成長は期待出来ず、折角の才能も潰れて終わります。

なんでも、体罰いじめとする「いじめ防止対策基本法案(仮称)」の骨子案に現場の教師達が猛反対していたらしいですが、暴行を行わないと教育出来ないと言う状況みたいですね。 今回のスポーツの園田監督にしろ、学校のあり方で問題になる教師陣達にしろ、指導や教育を行う側が大人では無いのでしょうね。 子供以下の精神構造でどういう風に指導や教育を行っていくのかを考えると、現在の日本にいる人材は単に「潰されているから、将来にも期待出来ない構造」に思えて来ますね。(^^;



それではこれで。<(_ _)>

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